6-2.アイのターボ化_18(水温センサの特性計測と取付)
■2020年4月
バルブステムシール抜き工具を発注したんだけど、商品が届かない。コロナ騒動で物流が麻痺しているのだろう。シリンダヘッド周りの作業は進められないので水温センサの取付作業をやっておく。アイの水温センサは暖気したか否かのON/OFF表示なので、アナログ値を読めるようにしたいのだ。後付けの水温センサを取り付ける所がないかと情報を探していたら、藍@彩さんがいい情報を掲載しておられる。藍@彩さんの情報は他にもいろいろ参考にさせてもらっています(∩´∀`)∩。藍@彩さんは最近エンジンブローしてしまい、エンジンを交換している最中のようですね。応援しています。
水温センサの取付はシリンダブロックにあるドレンプラグの穴にアダプタを介して温度センサを取り付けるという方法だ。早速アダプタを探したのだが、ちょっと価格的に躊躇してしまった。もっと安いのないかな~と探すと、似たようなものが見つかった。
アダプタ部はM12xP1.25、センサ部はPT 1/8-28なので合うはず。油圧センサ用ということでほんとに合うのか不安だったが、金額が全てということでぽちり。
水温センサも一番安いものを入手。
アダプタ先端は貫通式ではなく、小さい穴が空いているだけ。油圧センサ用とのことで納得はするけど、商品写真とちょっと違うよねぇ。このままではすんなり取り付けられないがちょっと加工すれば大丈夫そう。その前にセンサの特性、温度と抵抗の関係を計測しておく。
下図の様な特性。このセンサは2つ入手しており、水温と油温を計測する。
まずは水温センサをシリンダに取り付ける。ドレーンプラグを外してアダプタをねじ込んでみたが、大丈夫そうだ。
アダプタの先端をΦ8.5mmのドリルで貫通させると水温センサが取付可能になる。
水温センサ先端が10mmほど奥まった位置になるけど、まあ大丈夫だろう。
シールは水道用のシールテープでいいかなと思っていたが、シリンダヘッドについている水温センサはロックタイト262を指定していたので、ここもそれにならった。この小さな水温センサは少し力を入れると簡単にネジ切れるとの情報があったので慎重に締めていく。最終的にロックタイトが固定してくれるので、ほんと軽く締めるつもりだったのだが、手応えがわかりにくく少し締めすぎたかもしれない。この小さなレンチでも簡単にネジ切りそうな雰囲気だった。
ついでにシリンダヘッドの水温センサも外しておく。このセンサは19mm角のボルトなのだが、かなり固くてレンチではなめてしまいそう。19mmのロングソケット(タイヤナット用)を緊急入手して外した。ここはロックタイト262が塗布されているので、かなりがんばらないと緩められないのだろう。
このセンサも一応特性を測っておく。壊れてるかもしれないしね。
まあちゃんと機能していました(と思う)。
せっかくなのでセンサ先端部をきれいに磨く。シリンダーヘッドを塗装した後に取り付ける予定。
次のシリンダ関連の作業はヘッドと合体時なので、梱包してベランダに戻しておく。