6-2.アイのターボ化_30(インジェクターのクリーニング)
■2020年7月
インジェクターのクリーニングを実施。キャブはバイク時代に何度もばらしたことがあるが、インジェクターってどうすんの? ・・・ってとこから情報収集。超音波洗浄器でクリーニングするとかの方法もあるみたいだけど、そんなもの持ってないし、やっぱり穴の汚れを綺麗にするには、パーツクリーナーで、シュパッパッパーと穴を吹き抜くのが一番「やっている感」があるよね。
インジェクターの電気的特性を把握する。まずは抵抗計測。12.8Ωで極性はなさそう。
電気回路図を見ると、GやらOの記号がある。たぶんグリーン、オレンジなのだろうけど、SBとかが何色を指すのかわからない。電線の色と記号について一般的(と思われる)情報をピックアップしておく。
実際のハーネスの電線と、電気回路図を見比べて、インジェクター周辺の電気的インターフェースを確認。12VのバッテリーをECU内のトランジスタでON/OFFするだけね。
インジェクタを取り外していく。
インマニはボルト2本で簡単に外れる。
デリバリーパイプに刺さっているインジェクターを抜く。
固定金具をラジペンで横に引き抜く。
あとはインジェクターを引き抜くだけ・・・
なんだけど、かなり固い。グリグリ回転させながら結構必死で抜きました。インジェクターが壊れるんじゃないかと思うほど力を加えた。※追記:組み立て時はオイルを軽く塗って挿入した。本当はガソリンを塗るべきなのかもしれないけどね。
コネクタ部
乾電池で動作確認。本来は12Vで動作するわけだが、ネット情報を色々調べると5Vくらいで動作するらしい。1.2Vの充電池を4本(4.8V)をインジェクタのピンに接続すると、カチッカチッと音がする。
動作時の音を録画した。カチカチ聞こえる。
パーツクリーナーのノズルとインジェクターを密閉して接続する。身の回りのものを見渡してサランラップをチョイス。
サランラップをシール材替わりにノズルに巻いて、
もう一枚ラップを外側から巻いて
輪ゴムで固定する。
それではイザ! インジェクターの洗浄開始。
まずはインジェクター1。ラップの密閉が悪く、パーツクリーナが結構漏れ出てくるが、ノズルの洗浄はできていそう。
続いてインジェクター2。
インジェクター3のクリーニングでは電圧かけても噴射しない。あれ?っと思ってパーツクリーナーの加圧を停止すると、パシュッと噴射。こんどはまず電圧をかけてからパーツクリーナーを加圧すると問題なく噴射する。
たぶんサランラップでの密封がだんだんうまくなってきて、3本目ではほぼ漏れなく密閉できた事に起因するのだろう。つまり、パーツクリーナーのフル加圧の状態では、4.8Vの乾電池電圧ではインジェクターが圧力に負けて開かないのだろう。インジェクターを開いてから加圧すると問題なく噴射するところからもきっとそうだろう。
このクリーニング方法が正しいのか否かはエンジンが快調に動くまで判断ができない。これでOKであるならインジェクターのクリーニングは思ったより手軽にできるという感想。キャブレターなんかはもっとこう「いろいろ考えられて作られているなあ」と思いながらクリーニングしたものだが、インジェクターは「えっ、こんな簡単な仕組みでええの?」と思った。まあこれもコンピュータ制御によるものだろう。