■2020年11月
エンジン載せ替えはまだなのか~! と天使が耳元で叫んでいるのだが、なかなか物事はうまく進まない。寒くて動けなくなる季節を目前にしてあせる心をなだめ、とりあえず備忘録として記録していく。
まずインタークーラーの話。某オクで入手したのはかなり前だが、これは導風カバーが付いてない。適当に作ろうと思っていたし、これからの寒い季節であればとりあえずなくても問題ないかな~っとあまり真面目に考えていなかった。
姉の家からDELLのジャンクプリンターを回収してきて、シャフトなどのDIY材料になるものを外しケースをまじまじと見る。「これでインタークーラーのエアガイド作れるじゃねぇ?」っということで、とりあえず板状に切り出した。ちょっと強度的に不安だが、要所要所をアルミで補強してやればなんとかなりそう。とか思っていたんだけど、実際にはなかなか手付かずのまま止まってた。
そんな感じで停滞していた頃、某クションでエアガイド付きのインタークーラーがハンバーガー程の価格で出ていた。「とりあえず入札!」 ・・・したんだけど、なんとそのまま落札してしまった。送料が漱石さん二人とちょっとお高めだったので、お買い得かどうか微妙なところだけどエンジン載せ替えが目前の今の状況ではすべてを前向きに考えられる。
インタークーラーの純正エアガイドってどうしてこんなに小さいのって思っていた。自作予定の段ボール試作品だと開口部は50%アップできる。
あと、小石防護のため、金網も入手していた。ブックスタンドの処分品らしく100円で入手。ちょっと目が細かすぎて空気抵抗になりそうな気もする。とにかくまずはエンジンの載せ替えであり、その後余力が出来たらインタークーラーのエアガイド製作や、リアバンパーに放熱用の穴をあけたいと思ってる。
オリジナルのエアガイドをまじまじと観察。
ふむふむ。
後端の穴は水や小石の逃がし用かな?
このエアガイドは10年以上前の製造品だけど、そんなに古さは感じない。プラスチックの寿命的にはまだまだ大丈夫な感じ。
2号機のインタークーラーコア部をまじまじと見ると、1号機のよりも腐食などが少ない。なので、2号機のインタークーラーを本番用に採用決定。フィンの曲がりや歪みをピンセットでちまちま修正していく。
次は工具の話。最終局面の直前に入手した秘密兵器。つぶれたナットやボルトを強制的に緩める工具。これは昔から欲しかったのだけど、絶対に必要となる状況になったことがないので、なんとなく購入できずにいた。
でもNAエンジンのエキゾースト周辺のボルトを見たとき、これは絶対にすんなりと緩んでくれない!と思えた。また常日頃、非常に参考にさせて頂いている整備士さんである「MHO ENGINEERING」さんの記事1、記事2を見て購入を決意した次第である。
この製品にはソケット部の高さが高い”ハイタイプ”と、低い”ロータイプ”がある。低い方が細かい所でも届くんじゃね!っくらいの軽い気持ちでロータイプを購入。でも届いた商品をよく見ると、ハイタイプは3/8”の四角穴があり、スピナーなど使えるが、ロータイプはメガネレンチやソケットを使うしかない。なんとなくハイタイプの方が使いやすそうな気がする。
そしてエンジンまわりの最後の作業。燃焼室部に防錆対策のために入れていたオイル抜く。プラグホールから覗くとピストントップの凹み部にオイルが溜まっている。
まずはピストンを上死点にし、スポイトでオイルを吸う。でもどうしても吸い残しがでる。
なので、竹串にティッシュを巻き付け、オイルを吸い取る。
点火プラグはエンジンについていたお古を使用。これはイリジウム-白金の高級品だ。汚れを落とせばまだまだ使えるよね。というか私的には点火プラグの寿命ってよく理解していない。カーボンなどが溜まって絶縁不慮になるのであれば、カーボンを落せばいいのだし、電極部が摩耗したのであれば研磨しなおせばいいのだから。最後は材質の経年劣化なのかな? すくなくとも、下写真のプラグは私的にはまだまだ使える。
購入当初の点火プラグの状態。結構汚れてる。
ガイシ部が変色しているのって悪くなっているのかもしれない。
でも先端部は十分きれいだと思う。
後はいかに交換用エンジンをアイに積むかだな。リアトランクに入れる予定だったけど、一人では危なそうだったので、助手席のシート外したところに載せる予定。
さあ、心を燃やせ。