■2021年5月
ブースト計をAピラーに固定する作業を進めているのだが、そのついでに従来のオーディオスピーカーの見直しを実施。現在はダッシュボード前方に2個のツィーターがあり、さらにリアシート後ろにもツィーターがある。なぜかというと、初めは安いツィーターを前につけていたのだが、ほどなくもう少しいいツィーターを入手したので、余ったツィーターを後ろにつけたというわけだ。でもうちのアイは2スピーカー構成なので、リアにツィーターってあまり意味がない。そのうちに後ろドアにもスピーカーつけようかと思っていたけど、オーディオなんてほとんど使っていないということに気が付いてからは優先順位は暴落したまま。
今回ブースト計の設置検討にあたり、4芯の5mほどのケーブルが必要になった。わざわざ購入しなくても、今使われていないリアツィーターのケーブルを再利用すればいいのでは?となったわけだ。さらに前方のツィーターはけっこういい加減な方法で取り付けているだけなのでこの機会にちゃんと固定する。
まずはダッシュボード奥のカバーを外す。左右のAピラー部のカバーは手で引っ張ればとれる。すると見えるネジを左右1本づつ外す。
カバー部の後端は爪で固定されているので、ここを上に引っ張ればあとは順次爪を剥がせていける。
指先を入れてセンター方向にぐいぐい動かせていけばいい。左側も同様。
そうすると奥のカバーが外れる。ツィーターアンプはここにゴロンと転がっている。本来は車体側に固定されているものなのだが、固定台座は持ってなかったので、カバーの裏側に両面テープで張り付けていた。その両面テープが剥がれ今は本来固定されるべき辺りにゴロンと転がっている状態なのだ。今回このツィーターを車体側に固定する治具を作ってしっかり固定する。
ツィーターはもともとこういうやつ。このスピーカー部を別のケースに入れてダッシュボードにテープ留めしている。
まずはリアの今は使っていないリアツィーターを取り外す。リアシートの固定ボルトを外し内装カバーを外す。
基本的には爪やクリップではめ込まれているだけなので、爪やクリップの位置さえ把握できていれば取り外しも簡単だ。
順序的にはトランク下の内装カバーを外すのが先だ。
そして側面カバーの固定クリップを2個外す。
側面下側のカバーを少し引っ張り出しながら側面上側のカバーの内側に大き目のマイナスドライバーを差し込んでクリップを外していく。
側面上側のカバーは四角クリップ2個、丸クリップ3個で固定されている。
このカバーに固定されていたツィーターを外し、前方ダッシュボードまで延びている2芯ケーブルを回収する。右側のケーブル回収時には端に紐を括り付けて通路内に紐を敷設する。これはブースト計用の圧力チューブや信号線を敷設する時に使う。
ツィーターの固定方法だが、洗濯パラソルの端材のアルミ丸棒が使えそう。アルミ棒をツィーター台座の形に曲げていく。
ブースト計のイルミネーション用のラインも引いておく。オーディオ接続コネクタ部にあるイルミネーションラインをブースト計あたりまで延長敷設しておく。
台座部にエポキシを塗布してスピーカーを嵌めてタコ糸で縛って固定。
これでいい感じで固定できるようになった。
ついでにダッシュボードの隙間に古着を押し込む。ロードノイズなどを少しでも防音してくれたらという気持ちから。
サイド部にも古着を押し込む。
そしてカバーを取り付ければ元通り。
次にAピラー部からリアまでブースト計用の圧力チューブと4芯ケーブルを敷設。
すでに通しておいた紐に結びつけて引っ張ればいけると思ったけど、途中でひっかかり動かない。やむを得ず周辺をばらしていく。
天井部分ははまっているだけなので、手でひっぱれば簡単に外れる。でも油断すると折れ目ができてしまう。リアまでの圧力チューブの敷設はなんとか終了。
ついで作業なのだが、リアのワイパーがある部分(うちのアイはワイパーなし)に結構な空間があるので、この中に格安のドライブレコーダーを取り付けようと画策している。そのためには電源ラインをリアゲート内に敷設する必要がある。針金でリアウインド脇の内部空間にワイヤ敷設しようと頑張ったけど、針金では「くにゃ」と曲がってしまってできなかった。もう少し弾性のある細い棒が必要だな。この作業は次の機会に持ち越し。
圧力チューブと4芯ケーブルをリアシート下まで敷設する。シートベルトや工具入れ部を避けていくと結構な迂回することになる。
右側のカバーのクリップの場所。
リアシートのサイドカバーの中に空間があるので、ここを通りリアシート内に敷設できる。Aピラーからここまで5mくらいの長さが必要。パンク修理キットは今まで一回も使ったことないし、これからも使うことはないと思うので、ここにコントローラーを設置しよう。コントローラーはエンジンに取り付けている水温、油音、油圧センサー情報を読み込み、ブースト計の表示部分へ通信する。さらにブースト制御もできるようにしたい。ハンドル付近にスイッチを用意して、「オーバーテイクボタン」風にしたい。これは昔のF1で使われてたもので、オーバーテイク時だけ予選用のスペシャル燃料を使うというボタンだったかな? もっと昔でいえば009の奥歯(加速装置)みたいな感じ。最近ではネモ船長も言ってたな、「かまわん!オーバーブーストを使え」って。とにかくボタンを押せばブースト圧が上がってパワーアップするようにしたい。
リアのツィーターを外した跡が美しくない。妻にばれると「私の大事なアイちゃんに傷をつけたな~(`´) とか言って鬼の形相になるのでばれる前に処置したい。かくれミッキーが・・・とか言って誤魔化せないかな(笑)。
後片付けをしているとクリップが一個余った。どこの? たぶん側面上部カバーのどれかだと思う。次の機会に確認しよう。
Aピラーに取り付けるブースト計はこんな感じで製作が進んでいる。
※追記
今回の作業でオーディオの音が変わったかと言えば正直わからない。そもそも最近はオーディオはほとんど使っていなかったしね。まあ気持ちの問題。