O型のまこさん

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趣味でいろいろ作った備忘録

5-9.油圧プレス(10ton)入手

■2021年7月

 前から欲しかった油圧プレスを購入。門型の10tonである。1年以上某オクやジ〇ティで探していたが低価格&手渡しできる良さげな品が出てこなかったので、あきらめて新品を購入。

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  油圧プレスには上写真のような門型と下写真のようなC型がある。強度的には門型のほうが強そうだけど、頻繁に使うものでもないし設置スペースが小さくて使わない時に余分なスペースを取らないC型がほしかった。でも金銭的事情で門型になった。

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諭吉さん一人ちょっとの低価格品を購入したんだけど、下写真のような梱包で届いた。この商品は50kgとの記載があり。宅配の方がピンポーンって来た時はてっきり台車に乗せてくると思った。なので少し時間がかかるだろうと思いオートロック解除後ゆっくりしていたらすぐに玄関前のチャイムが鳴った。慌てて玄関に出ると若い兄ちゃんが片手で荷物を持ち、もう一方の手で伝票を出してきた。怪力か! まずは玄関前に置いてもらい伝票にハンコ。こんなの手渡しで渡されても持てませんわ  (*´Д`)。

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玄関前で梱包を解く。なるほどこんな感じで梱包されているのね。

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ばらばらにしてベランダに持っていく。あれ?   油圧ホースは繋がってないのね。ということはジャッキオイルは別途購入しないといけないのかな。

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ものすごくヘビーディーティ。

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10tonのシール。何書いているかは読む気にもなれない注意書き。このシールはすぐに剥がした。

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商品写真では台座プレートにはV字切り込みがなかったのだが、届いた商品はあり。自分でカットしないといけないと思っていたのでこれはうれしい。

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油圧シリンダー部をまじまじと見る。左側にあるキャップは何だろう?

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右側には安全バルブとリリースバルブがある。

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シリンダーの端にはオイル充填口。

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フレームの穴にはバリがあちこちにある。作りは粗雑だがこの金額なら文句もなし。

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台座の中央の接合梁は”ハの字”になっているのね。

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圧力計。単位は慣れ親しんだトンの他にUS-トンという単位があることを初めて知った。しかも数%の違いという紛らわしさ。世界中で間違えたまま使われているものが多数あるだろう。

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それでは組み立てていく。まずはバリをきれいに取る。

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そして削った所を再塗装。

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組み立て用に入っていたボルト。なんかワッシャの中央部分が1枚おまけで入っていた。

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油圧ホースをつなぐ。この接続口は不用意にオイルが漏れないためのものかな?

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机の上に置くので台座の裏面に3mm厚のゴム板を接着して机が傷つくのを防ぐ。

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台座を置いてみると1ヶ所が2~3mm浮いている。どうやら台座が平行からすこしずれて溶接されているようだ。グラインダーで削ってやればいいのだが、マンションではそんな騒音は出せない。実家に帰った時にでも削って修正しよう。

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油圧プレスを設置したようす。ちょうど顔の高さで作業するのはちょっと怖い。防護用のアクリル板を取り付けられるようにしよう。

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未使用時はこんな感じで小汚くなっている。

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油圧シリンダーは側面に取り付ける方法と地面に置く方法があるが、使いやすさで考えたら地面(机の上)に置く方法だよね。未使用時は側面に引っ掛けて置き、使う時に机の上に置けるように改造する。まずは側面に取り付けるボルトを皿ネジに加工。

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そしてシリンダーの台座をコンパネで製作してシリンダーを固定する。

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使う時は机の上に置く。

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使わない時は側面に引っ掛けておく。

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油圧メーターの取付け。ナイロン製のパッキンが入っているが、これは次にばらす時に銅パッキンに替えたほうが良さそう。

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油圧メーター側はこんな感じ。

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取り付ける。

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これで組み立ては完了。

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シリンダー先端はとれるのね。

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ジャッキオイルを買ってきて充填する。ホームセンターで売っている200mlのものでは足りそうもないので1Lのものをネットで購入。正式な手順はわからないのだけど、エアが入らないようにオイルを入れていけばいいんだよね。下写真のようにプレス機を横向きにして、充填口が一番高くなるようにしてオイルを入れていく。オイルを入れて、シリンダーをシュコシュコ動かして入れていけば動くようになった。400mlほど入った。

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試しに台座の上に台座プレートを置いてピストンで押していく。4tonまで圧をかけて油圧漏れがないことを確認。しかし4ton以上かけるのは相当力を入れる必要があり怖くてできなかった。

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とりあえず油圧プレスの設置は完了。まずは宿願のピストンピン外しから始めよう。