O型のまこさん

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趣味でいろいろ作った備忘録

6-4.永遠のアイ:オルタネーターのOH(搭載編)

■2022年7月

 オルタネーターのOHが終わったので車に搭載する。予備のNAエンジン用のテンショナーもOHしてベアリングを交換しようと思っていたのだが、ベアリングの外し方がわからなかった。プラ製のプーリーにベアリングが嵌っているが抜き方がわからない。どうもプーリーにベアリングを嵌めた後に溶かしてプレスして抜け止めにしている感じ。今回のベアリング交換は断念してグリスアップだけしよう。

 

 ベアリングシールを外してグリスを充填していく。

 

 もう一方のプーリーにもグリス充填。13年7万km走行のくるまのベアリングとしては状態は悪くないし、グリスも枯れ気味ではあるが多少は油っ毛が残っている。ここのベアリングは多少劣化してもそんなに大きな異音は出ないと思うが、それでもベアリングは交換したいよね。近い将来交換する作戦を考えよう。

 

 とりあえずテンショナーを組んで交換準備完了。

 

 オルタネーターの交換は前に経験しているので、作業はサクサク進む。

 

 前回は上側の固定ボルトはトルクレンチ使えなかったが、新たに整備したLTCトルクレンチだとソケットがちゃんと嵌って使える。すばらしい。

 

 気になっていた補機ベルトカバーもはんだごてで溶着しなおした。

 

 サビが気になっていた固定ボルトも赤サビ転換防錆剤を塗布しておいた。

 

 作業は滞りなく進み、外したオルタネーターとテンショナーが予備品となった。これらのベアリングも気が向いたら交換する。テンショナーはベアリング固定している所を削ってベアリングを取り外し、新しいベアリングを入れてプラ部を溶かして抜け止め加工する予定。

 

 気が付いたら小指に血豆が2つ。

 

 ベアリング交換したオルタネーターは異音がほぼしなくなり、すごく静かになった。

 

 加減速時にシュルルルーという異音が大きかったが、そういった音はなくなり大変静かな乗り味となった。またアイドリング時の音も確実に静かになった。暖気を十分にした後に車体一周して音を録音しておいた。

 

 オルタネーター交換後、2週間程乗っているがいたって順調。しかしエンジンが五月蠅いとクレームをつけていた妻はこの改善に気が付いていない模様。ネガには気が付くがポジには気が付かないんだよね (*´з`) 。