■2022年7月
左Fサスを組み付けたら続けて右Fサスだ。お隣の車に迷惑かけないように駐車の向きを180°反転して作業にかかる。タイヤを外してロワーアームのボルトを緩めようししたのだが緩まない。前後とも380mmのスピナーハンドルがしなって折れそうなほど力をかけても緩まない。延長管を付けてもゆるまない。ええっ~~~ ! どーしよ? (*´Д`)
とりあえずネジ山にCRCを噴いてロワーアームは放置し、ナックル部から分離した。
※半日後に再チャレンジしてなんとかゆるんだ。CRC浸透が効いたのか無理くり力ずく作戦で緩めた。こういう時こそインパクトレンチ使いたかったが、電源ないし近所迷惑だし。
ストラットとナックルのセットを自宅に持ち帰りバネ交換。
こっちのシャフト先端の抜け止めナットは白っぽく腐食しており簡単に緩みそうもない。ここもインパクトレンチで緩めるのだが、シャフトの供回りを防ぐため木材でシャフトを固定する。このナットは下手にインパクトレンチ使うとダンパー内のネジを緩めてしまう可能性があるらしく慎重に作業する。※整備解説書ではインパクト使用はダメよと書いているけど、他に方法がないからやむなし。
ナットの緩みを確認したらそのままバネの圧縮のための治具を適当に組む。今後何度も同じ作業をするのならもっとちゃんとしたスプリングコンプレッサーを作るのだが、もうサス交換しないと思うので適当。
バネを圧縮したら抜け止めナットを外すのだが、ネジ山が腐食でやられておりなかなか外れない。インパクトレンチで緩めたり締めたりを繰り返してなんとか外せた。
ストラットはサビを落とし#400ペーパーで軽く研磨して黒スプレー。
ネジ山の腐食部はカッターでちまちま削り落としきれいにする。
先端の六角穴(6mm)はほとんど役に立っていない気がする。
そして組み直し。
組付けが終わってシャフト固定している木材外そうとしたら、バネが圧縮しているので抜けなくなった。結局ノミで木材を削って外した。
左サスの組み立て時はすごくあわただしかったのでゆっくり眺めている暇がなかったので、組みあがった右ストラットをゆっくり観察。
さあ組付けだ。まずはディスクローターに赤サビ転換防錆剤を塗布する。2~3か月毎に塗布すればけっこういい状態を維持できそうだ。アルミホイールをつけた時はほんとサビサビだったが、アルミホイール化でローターが丸見えになってからは頑張って手入れしている。
キャリパーサポートは今まで手感覚で締めてたけど、ハンドルを切ればトルクレンチが使えることに気が付いた。
ヘッドライト下の汚れなんかも雑巾で拭き取る。
サス組付けついでにブレーキパッドグリスを塗布。初めて使うのでいまいち量がわからない。少なめに薄く塗って使うと意識していたが、そのちょっとが良くわからない。
薄く塗り広げたら結構べったりしてしまった。多すぎた感じだな。
ピストン接触側はピストンの形状に丸く塗る。
そしてキャリパー固定。ハンドル切ればボルト締めもやりやすいね。
最後スタンドにハブ部を載せて1G締め。
これで前のダウンサス化完了。しかし組み上げて見た感想は、「ほんとにダウンしている?」というもの。真横から撮影してノーマル時と比較する。うん、まあたしかに(ちょっと)ダウンしているな。
前タイヤ部だけ拡大比較。フェンダーの円弧の中心とタイヤ中心が一致した感じ。
リアタイヤは簡単なので一気に作業しようかと思ったが、なんか結構疲れた。とにかく暑いので車いじってても楽しくないということが判明。リアはその内、気分が高まったら交換しよう。