■2022年10月
それではホイールにタイヤを組付けてみよう。まずはタイヤの確認から。このタイヤには回転方向とか内側外側とかあるのかな。
回転方向の矢印はないけど、INSIDE/OUTSIDEの記載がある。なるほどタイヤの内側外側は決まっているのね。なんとなくタイヤパターンが左右で違うなとは思っていたが、すり減って違っているのかと思っていたが、もともと左右非対称のパターンだった訳ね。
ホイールをチェンジャーに固定し、タイヤを嵌めていく。
ヘッドマウントにビートをひっかけぐるりと回すと嵌めれるはず。
はじめはどこにひっかけるのか、どっちに回すのかよくわからなかったが、四苦八苦しながらなんとかタイヤ装着できた。
初めてのタイヤ装着であったが、10分くらいがんばれば装着できた。うん、このホイールチェンジャーは一軍登録決定だな。
さて次の難関、ビート上げ。ビートの隙間をうまく密閉できれば車載の空気入れでもビート上げができるんじゃないかと甘い考えを持っていたが、ビートが落ちた状態では隙間から空気がサラサラ漏れてまったくできそうにない。もっと風量が必要だ。
爆発ビート上げとかやってみたい気もする。もちろんマンションのベランダでは不可能(近所迷惑)。でも防波堤の向こう側で作業すれば爆発音もたぶん大丈夫。でもなぁ、タイヤバーストしているだけに、新たに装着するタイヤを爆発ビート上げするとなんかバースト寿命がわずかでも短くなるんじゃないかと思うので爆発はやめておく。ガソリンスタンドで入れてもらおう。
ビート上げする前にホイールとタイヤの位置関係でバランス良い所に調整しておこう。だいぶ前に作ったホイールバランサーの再登場である。このために少し大きめの水準器も入手している。タイヤとホイールの位置関係を1/8ずつずらして一番バランスのいい所を探す。
一番バランスいいところでこれくらい。
そしてガソリンスタンドにタイヤを持っていき、ビートを上げてもらう。そして最後のバランス取り。屋外用、超強力の両面テープでウェイトを貼り付ける。このテープで大丈夫なのかは不明だが、ちょくちょくウェイトが外れてないかチェックしよう。
ちょうどバランスする場所、重さを探し貼り付ける。最後金づちで軽く叩いておく。
バランスはこれくらい。まあ精度的にあまり信用できないが普通に走る分には問題ないと思う。
ちなみにホイールとタイヤのセットで13.5kg。
このタイヤをアイに取り付け、反対側のタイヤも交換する。古いタイヤと新しいタイヤ(中古だけど)を比較。 う・・・、溝だけなら古い方が深い。
でも古い方はあちこちに小さなひび割れがある。まあ溝は少なくても4年新しいタイヤなので、やっぱり安心感は上がる(耐バースト性能とか)。
次の作業時の参考になるようにタイヤの取り外しの状態をビデオ撮影しておく。まずは上側ビートを外す様子。風の強い日だったので風切り音がうるさい。
続いて下側ビートを外す様子。
ホイールチェンジャーをくるくる回してみる。木製のアームで強度不足を心配したが、結構大丈夫そうで安心した。
タイヤの取付けもビデオ撮影したが、なんか苦戦してだらだら長いビデオになったので、恥ずかしくて掲載は見送り。1回目はヘッドマウントをとりあえず適当に固定していたがビギナーズラック的にいい位置だったのでうまくいったが、2回目ではなんかヘッド位置がずれたのか、ヘッドマウントのナイロン材がホイールのスポーク部にひっかかって手こずった。
ヘッドマウントのナイロン材がホイールの外周ラインと一致する位置に調整してやればいいようだ。2回目はちょっと内側に調整してしまったので、ナイロン材の凸部がホイールのスポーク部にひっかかった。
ヘッドマウントがビートを外す時は下写真の矢印ラインに沿ってビートを外していく。
ビートを入れる時は下写真のラインに沿ってビートを嵌めていく。
このタイヤもガソリンスタンドで空気を入れてもらいビート上げした。とりあえず心配だったリアタイヤの交換がこれで完了。しかし「我、タイヤ交換能力を得たり!」と宣言するにはやや心もとない。そう、ビート上げは自力でできないのである。コンプレッサーがほしい! かなり前からコンプレッサーへの要求はあったのだが、どうしても購入に踏み切れなかった。収納場所の問題や、本当に日常的に使うのかという疑問があったからだ。しかし今回、ホイールチェンジャーまで作ったのだから、「タイヤ交換能力」を完結させたいという気持ちが後押しになり、コンプレッサーを購入した。
でもやっぱりジャンクです。1円落札品 (*´з`)。 でも送料比は1900倍という我が某オク歴の最高値更新となりました。