■2022年12月
バッテリーは使えるぎりぎりまで使う! という考えで前に電圧計を付けた。その頃から電圧は低めで数日乗らないと11.5Vくらいまで下がるのだが、「まだだ!まだ使える。」とか心の中で叫んで使っていた。しかし12月に入りキーON時の電圧が11.2V※になっているのを見てそろそろだめかなと思い新しいバッテリーを購入した。
※後日追記:電圧計の値は0.3V低く表示していたので実バッテリー電圧は11.5Vでした。
今まで使っていたACDelco製のはメンテナンスフリーでバッテリー液の補充など必要ないタイプ。それで8年近く使えたので、次も同じのにしようかなと思っていた。でもちょうどサッカーワールドカップでの侍ジャパン大活躍の時期だったので、ニッポンチャチャチャ! という機運が高まり、メイドインジャパンのパナソニックのを購入。名前もサークラ。桜じゃないけど気持ち的には日本人に刺さる名前である。
バッテリー液の水位確認や補充とかめんどそうだけど、古い車を乗り続けるにはそれくらいのメンテはがんばりましょう。バッテリー補充液って60円とかで売っているわけだし半年に一度チェックするのをめんどーとか言ってはいけません。
バッテリーの取っ手が結構場所とってる。クリップをつまめば外せるようだけど。
以前製作した適当コンデンサーは効果があったかなかったか微妙なところ。でも一応使い続けるので、接続時の火花防止のため抵抗で充電してから接続する。
ほとんど作業手順をシミュレートしなかったので現場で右往左往した。電極部に養生テープを巻いておくべきでした。現場(駐車場)で忘れ物に気が付いても家に取りに帰るのは遠いし(160m)不用心だしで、多少のことはあきらめている。
バッテリーを取り外して新旧比較。ACDelcoのハンドル部が収納できるのとかはよく考えられているよね。
ACDelcoのバッテリーインジケーターはやや暗い緑。良好より充電寄りの状態。まあ8年よくがんばりましたという感じ。アイの場合インジケーターは真上から覗けないので、歯科用の鏡で反射させて見ていた。
どちらも同じ40B19Lなので大きさは同じ。
バッテリーケースを外したのは初めて。中の汚れを軽くクリーニングして元に戻す。
外す時に向きを確認してなかったので前後方向がわからなくなった。裏側にぽっちがあり、フレームにはめ込むようになっている。前方左側(助手席側)に目的不明のでっぱりがある。
バッテリーを載せてショートに気を付けながらケーブル類を接続。バッテリーの取っ手がこの状態だとバッテリーカバーが装着できない。
片側の取っ手を外して・・・
だらんとすればカバーは取付け可能。
これにてバッテリー交換終了。
それではエンジン始動である。キーONでバッテリー電圧は12.0Vほど。もうちょっと電圧高いかとも思ってたが、まあ満充電状態で発送するわけでもないだろう。セルによるクランキングは、「まあちょっと元気になったかな」というていど。もう少し走り込んでバッテリ充電が上がればもっと軽やかにエンジン始動すると思う。
一応付属の取り扱い説明書も抜粋して掲載しておく。
はじめに取説見た時に「インジケーターあるんだ!」と思ったが本体にはみあたらない。シールの裏側にでもあるのかと思ったが、よくよく取説を見ると「型式により有るのと無いのがありますよ。」だって。紛らわしい。
ついでにドアを開けるたびに気になっていたボルトのサビ対策を実施。赤サビ転換防錆剤を塗布する。ワイヤーブラシでサビを落としたかったが、寒いし奥まっているしで、サビ落としはあきらめそのまま防錆剤を塗る。こういう細かい所って無意識のうちに見ていて「なんかボロいよね」って思ってしまうようだ。今度ボルトを外してきれいにしたいと思っている(たぶんしないけど)。
ドアの下側なんて見たの初めてな気がするが、エッジ部や水抜き穴周辺が結構さびている。
細かいサビなどは日ごろの手入れでかなり抑制できると思うので、アチコチ眺め倒す習慣を付けたいと思う。
※後日追記
バッテリー交換して1週間ほど経過。近所の買い物くらいしか乗ってないのであまり充電されないのだが、キーONでの電圧は12.1~12.2Vくらい。エンジン始動は確実に軽やかになっている。バッテリー交換前は朝一とかの始動では「このバッテリー、もうそろそろダメな感じだな」と思っていたが、現在は「まあ普通にかかるな」という感じ。セルモーターが勢いよく回る!とかいう感じはないけど、まあこんな感じかな。古いバッテリーは廃棄すべきか予備で持っておくべきか悩んでいる。いざという時に役に立つ気もするが、ただ場所を取るだけの不用品にも思える。
またエンジン警告灯がたまに点灯する問題もバッテリーを新しくすれば収まるのではと期待していた。エンジン警告灯はアクセルを抜いた時に発生しているようで、アクセルOFFでオルタネーターの発電がゼロになり、その時の電圧がかなり下がってセンサのどれかが許容範囲を超えた値を出しているのではないか? そう考えていたわけだ。前にコンデンサを付けたのも同じ流れ。でもコンデンサを付けてもエンジン警告灯は点灯している。発生頻度はかなり下がったがコンデンサの効果か気温変化の効果か判断できない。そして今回バッテリーも交換したのだが、結局数日後にエンジン警告灯が点灯した。発生頻度は相当減ってはいるのだが、電圧まわりが根本原因でないことは確認できた。OBD通信での故障診断をがんばるしか・・・、それかあきらめてディーラーで故障診断だけ見てもらうかな。
※後日追記2
その後さらに寒くなり、数日放置するとバッテリー電圧が11.9Vまで下がった。あれ~? 買ったばかりなのにそこまで下がるの?と思い念のためテスターでバッテリー電圧を計測。テスターでバッテリー端子の電圧を測ると電圧計の値より0.3Vほど高めに出ていた。電圧計のずれか、バッテリー⇔電圧計のケーブルによる電圧降下かは不明だが、その内電圧計の校正もしておこう。