■2024年12月
ディスクローターのスリット加工を行う。ディスクローター研磨の設備をちょっと改造すれば簡単にできそう。手持ちの薄刃のグラインダー刃がちょうどいい厚さなので、これで下写真のようにセッティングすればできるよね。

グラインダーを固定する台をちょっと高くすればいけそう。

スリットの本数は当初6本で考えてたが、なんとなく7本の方がかっくいい!ということで7本に決定。

図面をディスクにあてて、スリットの始点と終点をポンチでマークし直線でケガく。

スリットの深さは画用紙(0.4mm)とプラ板(0.2mm)で調整する。

グラインダー刃とケガキ線が一致するようにディスクローターを固定。

横送り台は位置決め後にロックする。研磨中に動いたらスリットラインが歪むもんね。

イザ! スリット加工。
ディスクローター研磨の時は時間かかったけど、スリットはグラインダーのパワーで片道で終了。セッティングがめんどいけど加工はほんとにすぐ終わる。深さは予定通り0.6mm程でした。

どんどん加工していく。スリットのケガキラインと旋盤ベッドが平行になるように定規を置いて確認している。

はい、1枚目の裏面の加工終了。かっくいいよね。

2枚目の加工。スリットの向きが左右反転するので、ローターの取付け位置も反対になる。これが可能となるようにグラインダーの取付け位置を決めている。

はい、2枚目の裏面加工終了。

スリットは結構きれいに削れている。

ちょっとバリが出てたのでヤスリでバリ取り。

そしてスリット部のサビ防止のため耐熱塗装。

次は表面。表面も裏面と同様にスリットラインをケガくのだが、スリットの位置は表裏で同じ位置がいいのか、交互がいいのか悩む。同じ位置の方がディスク面の垂直方向の励振力が対象でいいようにも思うが、スリット加工によるディスクの強度は下がるんちゃうかな? ネットで調べても特に情報が得られなかった。でもまあ私は街中をゆっくり走る乗り方だし、そもそも急ブレーキなんて踏んだ記憶もほとんどない。なのでスリットの位置の同相/逆相なんてあまり関係ないと思う。ディスク強度的にみて、またスリットによる励振力を弱めるため、という理由で逆相(交互)にした。
スリット位置をケガき、加工のためのセッティングを進める。ボア部を固定するための木材台座を作って木ネジで固定する。

表面も深さ0.6mmになるようにグラインダー位置を調整。

そして加工。うんうん、ほんとあっという間(ディスク研磨と比べて)。

スリットのバリ取りはバイトでなぞるのが簡単できれいでした。

左右表裏のスリット加工終了です。

木材の端材を使って台座を作ったけど、次の機会(たぶんないけど)のためちゃんと保管しておこう。

台座に一式を固定しておく。この治具があればディスクローターの研磨とスリット加工ができるという訳だ。

さあ対向ピストンキャリパー改造も大詰めを迎えてきました。