■2025年1月
ブログ時間軸な2014年の年末。対向ピストンキャリパーの準備が全て整った頃合いで年末を迎えたが、さあどうする? 車検まで三か月弱なので対向ピストンキャリパーの組付けは車検後のほうがいいよな、という雰囲気が支配的だ。キャリパー交換するとスペーサーも必須なのでオバフェンになりそうだし、そもそもタイヤホイール部での車体幅が軽規格ギリギリ。最悪車検でNGとなったらまたキャリパー戻してとか考えたら泣けてくる。
まあ、とりあえず必要部品を机の上に並べて夜な夜な鑑賞しておこう。という訳で毎夜毎夜部品を眺めていたのだが、なんかスペーサーに違和感が。なんとなく平面精度が悪そうに見えたので定規と隙間ゲージで確認したら0.1mmくらいの隙間があった。裏面が凹状態になっているのだ。表面もそうかもしれないがハブリングと一体式なのでちゃんと測れないがなんとなく表面も凹っぽい。旋盤の精度の問題だろう。

いまさらこのスペーサーはNGです! なんて言えない。とりあえず定盤(御影石)に#60のペーパー敷いて平面出ししていく。

でも外周の半分くらいの研磨で力尽きる。ここは今後余力が出来た時にでももう少し研磨しよう。でも表側は研磨できないよね。

キャリパーの重さを測ってみると2755g。あとブラケットとボルトで700gくらいか。

アイのノーマルキャリパーは2896g(交換後に撮影)。 対向ピストンキャリパーは大きさこそ大きいがアルミ製なので軽いよね。

ついでのノーマルのディスクローターも計測(交換後に撮影)。

ホイールスペーサー固定用のネジ穴にはアンチシーズを塗布。

必要工具も脳内シミュレーションで選別する。

右側の部品も並べる。すべての準備が整った。でも寒いし車検あるし、交換作業は3月になってからかな、と思っていた。

そんな感じで年末休みに突入したのだが、なんか暖かい日が続き気持ちも抑えられなくなったのでキャリパー交換実施に踏み切った。

ハンドルを右いっぱいに切るとキャリパー裏側へアクセスしやすい。まずはブレーキホースを外し、サランラップと輪ゴムで密閉してフルード漏れを防ぐ。キャリパー側は栓用のボルト(元はセルシオキャリパーのユニオンボルト)で封じておく。

マイガレージは幅が狭いので片輪づつの作業となる。

新旧のディスクローターを並べて撮影。新しいのはだいぶ大きいね。

ナックルも外す。

そして新しいナックルを組付け。

ディスクガード外しているので、ボールジョイントブーツが熱で痛んでないか確認しておく。まあ我々の車の乗り方は街中をゆっくり走るだけないのでディスクガードなくっても問題はなさそうだ。

新しいディスクローターを組み付ける。スリットの向きは逆回転とする。DIXCELさん情報ではこっちの方が制動力高くなるとのこと。

そしてハンドルを右に切って・・・

いよいよモノブロック対向ピストンキャリパーの装着である。

タイヤを仮付けして問題がないかの最終チェック。

ユニオンボルトはアイのを使い、パッキンはシールキット付属のを使う。

ブレーキホースは緩み防止のためステンレスワイヤーで固定。緩み止めがないとサスの動きやハンドルの動きでブレーキホース緩みそうで怖いもんね。

そしてエア抜き。ワンウェイバルブがあれば一人でも簡単にエア抜きできる。

右側のキャリパー装着。おう、なかなかいいぞ。テンション上がる。

近所をゆっくり走ってみたがブレーキ操作時の不具合は感じない。まだパッドのあたりが出てないので効きの良し悪しはわからないがブレーキペダルの反力も問題ない感じ。ディスクローターの塗装が軽く擦れた程度で試走は終了。

続けて左側のキャリパーも交換。

ブレーキホースの取り回しが問題ないか気になっていた。ホースには変な曲げ力もかかっていないようで一安心だが、ストラットとはぎりぎり。サスやハンドルの動きでストラットと擦るんじゃないかと心配している。今後定期的に状態チェックしよう。必要であればホースにナイロンカバーでもつけよう。ねじねじしたやつ。

左側もエア抜き。

ノーマルキャリパーと対向ピストンキャリパーを並べて比較。しっかり感がものすごく上がった。でも計算上制動力は25%ダウンなんだよね。

ちょっと走ったら左ディスクローターの塗装は綺麗にはがれた。

一方右ディスクローターは塗装が半分くらい残っている。

ディスク面に細かい凹部があり、そこの塗装が削れずに残っているんだな。

これはおそらく右と左での研磨方法が違うからだろう。片側はルーターで、反対はミニグラインダーを使った。どっちがどっちかわからないのだが、おそらく左側がミニグラインダー右側がルーターだと思う。ディスク研磨していたのは1年前になるのかぁ、と感慨深い。さて、キャリパー交換での実走の話だが、色々問題が出た。まあ詳しくは次回に。