■2025年5月
現実時間は5月後半なのだが、ブログ時間はまだ1月だ。ちょっと最近忙しくてブログをまとめる余力がなかった。話はDIXCELのディスクローター加工だ。新品で購入したスリット入りMS-Sリアのディスクローター、これのボアをΦ64mmに加工する所から。まずは3mmドリルで穴をいっぱいあけて大まかに広げる。

そして砥石で粗削り。

まあこれくらいでいいか。

そして年末に使用したローター研磨装置の封印を解く(段ボールを外すだけだけど)。

右に見えるのは25Lのエアタンク。それについては後日掲載予定。

それではディスクローターを旋盤にセットする。今回は必要以上に慎重に芯だしする。まずは軸出し。
続いて面出し。
ボア内径を研磨していく。
初め径の大きい砥石でボア研磨してたら途中で砥石が外れた。

研磨が進み研磨音が連続してきた。
最後にエッジ部も加工して一枚完成。結構時間がかかったが、風が無ければベランダでの作業も問題がない。

二枚目の加工に入るが3mmドリルで開けた穴は相当余裕がある(小さい)。

旋盤+砥石でボア内側を削るのは時間がかかるので、マジックで目標径をケガキ、ボール盤+砥石での粗削り量をぎりぎりまで行おう。

そしてボール盤+砥石でぐいぐい内側を削っていく。

かなりぎりぎりまで粗削りした。これで旋盤+砥石での研磨時間はかなり短くなる。

はい、旋盤での研磨終了。うんうん、きれいだよね。

エッジ部の余裕を確認する。粘度をはさんで・・・

ディスクローターを取り付け、ホイールナットを規定トルクで締め付けてディスクを外すと、エッジ部の空間が粘土の形状から確認できる。うん!十分な空間があるね。

DIXCELのディスクローターは防錆加工が施されているが、見た目的に黒のほうがかっこいいから耐熱塗装する。

マスキングテープをはがして塗装終了。

では焼き付け処理だ。でもオーブンには入らない。

こんろで炙って焼き付け処理する。妻には見せられない光景 (*´з`)。

ついでに前回の積み残しのスペーサー加工。旋盤の精度上の問題で切削面が凹状態なのを修正する。定盤(御影石)に#40の布やすりを敷いてひたすら研磨する。

全周の厚みが均一になるようにマイクロゲージで確認しながら。

外周部の2/3程度を研磨。まあこれくらいでいいか。

早速ディスクローターを取り付ける。前回の反省を込めて念入りにディスク面の振れを確認する。

右ディスクローターの振れは2/100mmくらい。
左ディスクローターの振れも2/100mm。まあOKだよね。
ディスクローター装着して走ってみたら停止直前に「ガゴゴゴゴ」と大きく鳴く。まあ当たりが出るまではしゃーないか。ちょっと走って「動画も撮っておこう」と家に帰りカメラを用意。家の前でゆっくり走っての停止直前の鳴き音を録画しようとしたけど、この頃には鳴き音もかなり小さくなっていて、動画でも停止直前に「ブーーー!」って軽く鳴く程度。
これにアイの対向ピストンキャリパー加工は完全に終了。
後は後片付けの記録。
装着前の新品ローターと初代ローターの比較記念撮影。

前の研磨したローターもまあ問題はないんだけどね。表面の幾何学模様も1000kmも走れば消えると思うけど。

とりあえず予備品として保管しておこう。

保管前にディスクの厚みを計測しておく。

ディスク厚のばらつきは0.05mmほど。一部ディスク厚の許容値(15mm)を下回っているところもあるけど、まあ予備品と考えたら十分問題ないよね。

防錆のためグリスを塗布し、サランラップで保護する。

そして段ボールできれいに梱包して・・・

予備品情報を記載して

乾燥剤と一緒にビニール袋にいれる。

予備品の保管完了。

しばらく走行してディスク面のあたりが出た頃に写真撮影。

すごいきれい。さすが新品。

肝心のブレーキの効きやフィーリングについて記述しておく。見た目はとにかくかっこいい。ディスクローター径も大きくなり、対向ピストンキャリパーの剛性感は見ていてほれぼれする。計算上、制動力は弱くなるはずであったが、普通に乗っている分には問題は感じない。確かに強くブレーキした時に「ちょっと弱くなったかな」という気はするが、ブレーキの剛性感は格段に高くなっているので、その分ペダル踏力を上げれば問題ないんじゃない?という感じ。そもそも一般道で思いっきりブレーキを掛けるのは怖くって、対向ピストン改造の前後での全力制動の比較ってまったくできてないので客観的な評価はできない。まあ普通に乗っている分にはまったく問題ない!というのが感想。フィーリングは確実に良くなっている。特に軽く踏んだ時のフィーリングや、ブレーキを離した時の切れは非常にいい。でも少し乗っているともう前がどうだったか思い出せないのでプラシーボ効果なのかどうかもわからなくなっているという感じ。車に乗る時にちらっと見るフロントまわりのカッコよさに大満足しているのは確かである。
それから3か月経過・・・
エンジンオイルとフィルターを交換。マイガレージでのオイル交換は初めて。幸せ。

※ターボエンジンに換装後のオイル交換 (エンジン走行距離はオドメーター+3万km)
銘柄 粘度 API規格 種類 :交換時期 使用期間 使用距離 交換時の総走行距離
Castrol GTX 10W-30 API:SL/CF 鉱物油 :2020年11月 5ヶ月 2,600km 69,000km
QUAKER STATE 5W-30 API:SN 部分合成油 :2021年 4月 4ヶ月 1,800km 71,600km フィルター交換
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2021年 8月 4ヶ月 1,700km 73,393km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2021年12月 5ヶ月 2,370km 75,100km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2022年 5月 4ヶ月 1,900km 77,470km フィルター交換
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2022年 9月 5ヶ月 4,300km 79,300km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2023年 2月 5ヶ月 2,100km 83,600km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2023年 7月 3ヶ月 1,900km 85,700km フィルター交換
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2023年10月 5ヶ月 2,800km 87,600km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2024年 3月 3ヶ月 2,300km 90,400km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2024年 6月 6ヶ月 1,800km 92,700km フィルター交換
不明 5W-30 不明 聞いてない :2024年 12月 4ヶ月 2,000km 94,500km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2025年 4月 96,500km フィルター交換
おまけ。
アイのNA用ディスクローターも保管しているけど、こいつもいつか研磨したい。両頭グラインダーで研磨できればあっというまに完了しそうなんだけど、取り付けられるかなぁ。試しに旋盤の上に置いてみたけど軸高さがまったく合わない。

下写真の向きでグラインダーを固定できればなんとか研磨できそうだけど・・・。

でも使う予定のないNA用ローターの研磨ってモチベーションが上がらないのでたぶんやらないだろうな。たぶん今後ディスクローターの研磨ってやらないと思うけど、念のため研磨器の構成写真をいろいろ掲載しておく。







