■2015年11月
珈琲の入れ方の備忘録です。
コーヒーミルはKalitaのもの。3漱石と安価でおしゃれ。
ドリッパーはハリオの円錐形ドリッパー
実は私は珈琲をほとんど飲まず入れる専門です。
その私の要望で上記のミルとドリッパーになりました。手回しミルは上品な気分になるから(根はそうでないのでね^^;)。ドリッパーはいい味になるからではなく、かっこいいから!です。
これまでの人生、自分で珈琲を淹れた事がないため、珈琲というものがどういうものか把握していなかったし、また思想信条上の理由でこれからも積極的に珈琲を飲むことはないであろうことから、客観的なデータとして記録していきます。
■2014年5月
珈琲豆はこれ。
一身上の都合で挽いた豆なのでミルの出番はなし。
・注ぎ記録一回目
温度:90℃
抽出:60秒(自分単位で50%)
結果:苦い。苦すぎ。
※前回の珈琲豆(粉)ではこの淹れ方がベストだったが、今回は前回より細く挽かれたものであり、落ちる時間がゆっくりなので90℃では雑味が出すぎるのだろう。
・注ぎ記録二回目
温度:84℃
抽出:50秒(自分単位で60%)
結果:味はちょうどよい。しかし短時間で酸味が出る。前の粉では翌日になっても酸味の出方が穏やかだった。これは豆の違いか?前の豆は抽出時間も短かった(落ちるのが早い)。高めの温度で早く抽出できる粉のほうが酸味の出方が遅いのかも。なお前の豆では90℃で抽出は25秒ほど。抽出時間はゆっくりの方向はある程度調整できるが、早い方向には粉の細さがネックになりあまり調整できない。
・注ぎ記録三回目
温度:84℃
抽出:60秒(自分単位で50%)
結果:二回目と温度は同じだが、ゆっくり注いだ。味はよいが、炭っぽい味になった。次回は82℃で40秒を評価する予定。ミルクを入れてカフェオレとして飲むとちょうどよい。
・注ぎ記録四回目
温度:84℃
抽出:40秒(自分単位で80%) 思いっきり注いで、この粉ではMAX
結果:82℃の予定が間違えて84℃となった。思いっきりどぼどぼ入れて優雅さのない入れ方であった。味は炭っぽさは減ったが、味の方向は三回目と似た感じ。
・注ぎ記録五回目
温度:83℃
抽出:60秒(自分単位で50%)
結果:味としては及第点。苦味と酸味はなく、コクはある。入れた瞬間はだめだ!思ったけどゆっくり味わうと悪くない。やはり振り返ると前回のどばっと入れるのは雑味が出てだめなようだ。
ゆっくりと入れるほうがいい感じである。もうひとつの評価項目である時間が経過した時の酸味が強くなるのは・・・・。
・注ぎ記録六回目
温度:86℃
抽出:60秒(自分単位で50%)
結果:苦味がなく、ほどよいコクとまろやかさがあり大変飲みやすい。何杯でも飲める(by妻)。
このコーヒー粉の淹れ方としては、今後これを基準とする。
今後の評価リスト(5点満点)
・コク
・苦味
・酸味
・濃さ
・飲みやすさ
■2014年6月
今度のコーヒー豆はこれ。やっと豆の登場である。
kyouto coffeeman(http://ups-kyoto.co.jp/)の業務用ブレンドである(初めて)。
豆の荒さはねじを回して決めるのだが目盛はついていない。そこで写真のようにノギスで計る。
今回は11.5mm。荒さはこの程度。
・注ぎ記録1回目
挽方:11.5mm(長い→細挽 短い→荒挽)
温度:86℃
抽出:60秒(自分単位で50%)
評価リスト(5点満点)
・コク 2
・苦味 1
・酸味 2
・濃さ 2
・飲みやすさ 4
・時間経過後の味 2
全体として非常にマイルドな味であるが、短時間経過するだけで酸味が増しよろしくない。
次回はもう少し細くひいてみる。
・注ぎ記録2回目
挽方:8.0mm(長い→細挽 短い→荒挽) 4ラッチまわしたら3.5mm移動。
温度:87℃(蒸らす時、30秒後の注ぐ時)
抽出:60秒(自分単位で50%)
評価リスト(5点満点)
・コク 2→3へ コクが深まった。
・苦味 1→2へ 多少苦味が出たがいい感じの苦味
・酸味 2→1へ 酸味減った
・濃さ 2→2へ
・飲みやすさ 4→4へ
・時間経過後の味 2→3へ 多少ましになった。
次回はもう2ラッチ細くして淹れてみる。
・注ぎ記録3回目
挽方:8.0mm(長い→細挽 短い→荒挽) ラッチ細くするの忘れて前回と同じ
温度:88℃(蒸らす時、30秒後の注ぐ時)
抽出:60秒(自分単位で50%)
評価リスト(5点満点)
・コク 3→3へ 同等
・苦味 2→2へ 同等
・酸味 1→1へ 同等
・濃さ 2→3へ いい濃さになった。
・飲みやすさ 4→4へ
・時間経過後の味 3→3へ 時間経過とともの酸味が増し飲みにくい。
むっ!かなりいい感じ。が、時間経過とともに酸味がますのが残念
・注ぎ記録4回目
挽方:7.7mm(長い→細挽 短い→荒挽) 2ラッチ荒くした。
温度:88℃(蒸らす時、30秒後の注ぐ時)
抽出:60秒(自分単位で50%)
評価リスト(5点満点)
・コク 3→2へ
・苦味 2→2へ
・酸味 1→2へ
・濃さ 2→1へ
・飲みやすさ 4→3へ
・時間経過後の味 3→4へ (二番煎じでは翌日すっぱくなくおいしいよ)
酸味を抑制するため、少し豆を荒くしお湯の温度も高めで入れてみたが、
全体的にマイナス方向。全体的に薄くコクがない感じ。
これでは豆はまだ荒いようなので、次は1ラッチ細くする。
※ラッチは1周に6ラッチあり、ねじピッチは約1mmなので、1ラッチは0.17mm
■2014年7月
今度のコーヒー豆はこれ。107円/100g
・注ぎ記録1回目
挽方:粉珈琲
温度:87℃(蒸らす時、30秒後の注ぐ時)
抽出:60秒(自分単位で50%)
評価リスト(5点満点)
・コク 5
・苦味 5
・酸味 2
・濃さ 4
・飲みやすさ 5
・時間経過後の味 3
この豆(粉)はかなり評価高いです。
・注ぎ記録2回目
前回は蒸らし時の温度88℃、注ぎ時は86℃だったが、今回はそれぞれ87℃/85℃
これだとだいぶ味が落ち、すっぱくなった。
次回は89℃/87℃で淹れてみる。・・・・と思っていたが追記。
1回目は淹れたては非常においしかったが時間経過とともに酸味ま強くなり飲みにくくなった。
2回目は淹れたてはちょっとすっぱかったが、時間経過による酸味の増加は少なかった。
時間経過後では2回目のほうがまだ飲みやすい。
・注ぎ記録3回目
89℃/87℃で淹れた。この豆(粉)はこれをベストとする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まめのの
・注ぎ記録1回目
挽方:粉珈琲
温度:87℃(蒸らす時、30秒後の注ぐ時)
抽出:60秒(自分単位で50%)
評価リスト(5点満点)
・コク(5があり) 3
・苦味(5があり) 5
・酸味('5があり) 0
・濃さ 4
・飲みやすさ 5
・時間経過後の味 5
・注ぎ記録2回目
挽方:粉珈琲
温度:85℃(蒸らす時、30秒後の注ぐ時)
抽出:60秒(自分単位で50%)
評価リスト(5点満点)
・コク(5があり) 5
・苦味(5があり) 3
・酸味('5があり) 0
・濃さ 4
・飲みやすさ 5
・時間経過後の味 -
■2015年1月
今度のコーヒー豆はこれ。120円/100g
・注ぎ記録
挽方:6.6mm(長い→細挽 短い→荒挽) 4ラッチまわしたら3.5mm移動。
温度:85℃(蒸らす時、30秒後の注ぐ時)
抽出:60秒(自分単位で50%)
評価リスト(5点満点)
・コク 5
・苦味 5
・酸味 1
・濃さ 4
・飲みやすさ 5
・時間経過後の味 4
この豆もかなり評価高いです。
■2015年1月
今度のコーヒー豆はこれ。120円/100g
今度はエスプレッソ
・注ぎ記録
挽方:6.6mm(長い→細挽 短い→荒挽) 4ラッチまわしたら3.5mm移動。
温度:84℃(蒸らす時、30秒後の注ぐ時)
エスプレッソだけど、好みの味にするには温度は低めのようす。
冷めてもおいしく飲める。
■2015年7月
珈琲を淹れるのはもう手馴れたものだ。私は飲まなかったのだが、甥っ子に珈琲の味わい方を説くと聞かされ、最近はよく飲んでいる。といっても妻に入れた二番珈琲ばかりだが。
さて夏場になりアイスコーヒーのニーズが高まり淹れ方を練習した。豆は前回と同じエスプレッソブレンドがアイスに合う。
・注ぎ記録
挽方:6.2mm(長い→細挽 短い→荒挽) 4ラッチまわしたら3.5mm移動。
温度:86℃(蒸らす時、30秒後の注ぐ時)
※手持ちのポットでは84℃で止めるとちょうど86℃になる(温度センサの遅れ)
・淹れ方
ポットに半分くらい氷を入れる
豆の量はミルにすりきり満杯
これでポットに一杯(コップ二杯分)
飲むときはさらに好みで氷を入れる
切れのあるコクの味わいである。
ポットはそのまま冷蔵庫に入れると翌日でもおいしく飲める。ただやはり入れたての方がおいしい(コクが違う)。