O型のまこさん

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趣味でいろいろ作った備忘録

3-9.テレビ台を液晶TV対応へ

3-9.テレビ台を液晶TV対応へ

  我が家にはかつて29インチのブラウン管テレビがあった。結婚後まもなく奮発して買ったもので、当時としては(いや貧乏性の私としては)、29インチの大きなテレビはそれはもう贅沢品だった。社宅では29インチを置く場所がなく押入れに設置。見る時は押し入れをあけて見ていた。数年後マンションに引っ越したのだが、そのテレビを設置するにふさわしいテレビラックを購入。29インチテレビは威風堂々と存在感を放っていた(おおげさ)。それがこれ。
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  そして時は流れ、そのテレビの画面には「まもなくアナログ放送は終了します。早くデジタルテレビを買ってね!」のテロップが流れるようになった。そういう時代の流れに翻弄され、日本政府の圧政に押され、やむなく液晶テレビに買い換えたのだが、サイズは32インチと大きくなったのに、価格は29インチの3/5であった。価格下がりすぎだろ~。デフレ恐るべし。
  欲を言えば42インチのテレビがほしかったのだが、テレビラックに入らないので強制的に32インチ。テレビラックを買い換えるという選択肢は無かった(妻が選んだものなので・・・)。
   もうひとつの理由は、長く住んで噴出した不平不満の撲滅運動、つまりリフォームブームである。なにはともあれ二重窓にしたい。我が家は北向きのため冬が寒いのである。もうほんとに寒い。そしてJR線と山陽電車、国道に隣接し、うるさいのである。引っ越してきたばかりの時はほんとうに「絶句・・・」っという感じ。「この窮地を脱するには二重窓ですよ」、という天使の声(悪魔かな?)が耳元でささやいているのだ。いろいろ検討したのだが、マンションなので内窓式となる。が、テレビラックと干渉するため、内窓の取り付けができない。壁ぎわにはテレビラック、食器棚、飾り棚がぎりぎりで配置されているため、テレビラックは1cmも動かせないのである。これがネックになり、数ヶ月悩んだ。お風呂に入っていて「はっ!」っと気づいた。テレビラックも薄くしたらいいのでは!だってテレビは薄くなったのに、テレビラックが分厚い必要はないでしょ。よし!この論法なら妻を説得できる。その後はしばらく妻へのプレゼン。「君が選んだ素敵なデザインはそのまま継承し、新しく買うテレビとの一体感をより際立たせる・・・」とかなんとかキャッチフレーズを並べてネゴシエーション成功。ということでテレビラックの薄型計画が実行に移された。
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テレビラックをベランダに出して、のこぎりで切る。2mm厚の板と木材を組み合わせた作りなので、のこぎりで切ると薄板が鳴って非常にうるさい。お隣さん、申し訳ありません。
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切った部分には棒や木片を入れて接着し補強している。見た目ではわかり難いがかなり薄くなった。元は奥行き50cmのものを、32cmにした。これで窓枠に前面からアクセスが可能となり、二重窓工事ができるようになった。
  そして、工事発注。before/afterがこれだ!
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大満足なDIYであった。