O型のまこさん

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趣味でいろいろ作った備忘録

9-7.明石天文科学館

9-7.明石天文科学館のプラネタリウム見てきた

■2018年3月
   断熱リフォームモードの家の状態が長く続いており、他の趣味ができない状態なので少し気分展開にプラネタリウムを見に行った。すぐ近くに明石天文科学館があり、ベランダからも一応見えるのだが訪館は今回が初めて。

  いつかは行きたいと思っていたのだが、なかなか腰が上がらず20年以上の月日が流れた。一時自分の中でプラネタリウムDIY熱が上がった時に、「いくか!」とも思ったのだけど、なんとなくタイミングが合わず、その熱気も流れたのだった。

  しかし今回さまざまな要因が重複し、「いくぞ!今度こそ。もやは、死ぬまでにやりたい事に入っているのではと思えるほど恋焦がれた場所だ!」という気持ち。
  ・・・ちょっと~~~、死ぬまでにやりたいことって、どんなけ小さな案件なんだ、との突っ込みはなし。
  プラネタリウム入り口待合室にプラネタリウムの説明や部品が展示されている。下の写真は恒星原板。思ったより大きいし、思ったより星が少ない。大平貴之さんプロデュースの家庭用プラネタリムを所有しているのだが、その恒星原板に魅せられた私としては、このホンモノのプラネタリウムの恒星原板は少し物足りない。

ワクワクしながらプラネタリウムの中に入る。入り口に注意書きがある。携帯を切るとか上映中の撮影は禁止とか。あとあまりにうるさいいびきのお客には注意させていただくとか・・・。おいおい、こんな神聖な場所に来ていびきをかく人物など投獄だろ!と心の中でつぶやいた。あと気になってたのは双眼鏡を使ってもいいかということ。特に注意書きはないようなので使わせていただく。最近ハードオフで衝動買い(1漱石)した12×50の双眼鏡を持ってきているのだ。

  20mドームの中に入ると、カールツァイス・イエナ社の投影機が厳かに鎮座している。この光景はやはり圧巻。

投影機の片半球部を拡大してみるが、下から見ると地平線以下の光を遮蔽するシャッターが閉まっているので、レンズなどは見えない。

座席数は300席あるのだが、来客数は30人ほど。土曜の午後だけどまあそんなもんかな。人気のない場所の席に腰を下ろし開演を待つ。そしてドームに星々が輝き始めて・・・。
うん、確かに綺麗。20mのドームがまるで宇宙空間!でも長らく期待を高めて、また太平さんの番組やら、メガスターの情報を見聞きしていた私としてはちょっとものたりない。双眼鏡でアンドロメダ銀河を見ても、ただの薄い楕円。オリオン星雲など「何これ?」的な・・・。まああまりマイナス側を見つめないようにしよう。
  しかし開演早々、いびきが聞こえてきた。「あちゃー、ほんとに寝てるやついるよ!」
もう、投獄でいいよ。とか思ってたが、20分ほどすると強烈な睡魔が・・・。今回のテーマは天の北極が移動する話。つまり歳差運動の話。でもお話に飽きてきたころにはまぶたが強烈に重たくなってきた。「いかん!いままぶたを閉じれば俺も牢獄だ!」と必死にこらえる。やはり人間、星空の下では眠くなるものなのだ(笑。
  上映終了後には館内を散策。14階の展望室まで昇ってみる。明石海峡大橋が目の前に広がる。

そして帰路へ。
帰り際にもう一度時計台上の天体ドームを撮影。
この中には40cmの望遠鏡が設置されており、月に一度観望会が開かれている。望遠鏡はニュートン形態(f=160cm、F4)、またはカセグレイ形態(f=480cm、F12)として使われる。

おしまい。