6-1.愛車(三菱アイ)にアルミホイール(その2) リヤのフィットチェック
■2019年3月
フロントタイヤは5mmのスペーサーを入れることに決定したので、次はリヤタイヤのフィットチェックを行う。しかしたかがフィットチェックなのに160m離れた駐車場にタイヤを運んで行ってとすごく大変。しかも工具忘れたとかなると悲惨。今ではなにか作業する場合は手順書や持ち物のチェックリストを作成し、頭の中で何度もシミュレーションをする羽目に・・・。まるで仕事をしているようだ。こういう時は駐車場付きの一戸建てが心底うらやましい。
まあ今回のアルミホイール化は急ぐ必要もないので、時間のある時に手順書を作成し、お風呂に入っている時にシミュレーションし、空いた時間があれば作業するという、まさに”趣味”としてできるので不満なんか全然ないけどね。
一戸建てがうらやましいと嘆いてはいるが、現状に満足している点もある。現在借りている駐車場は一番端なので、壁側(正確には金網側)で作業する分には隣に駐車している車にはあまり迷惑をかけずに済むのである。左右に車が駐車しているようではタイヤ交換するのもためらってしまう。左右同時にタイヤ交換ということはちょっと難しいが、片輪ずつであればそれほど気を遣わずに作業できるのだ。
先週のフロントのフィットチェック時に、10数年ぶりにジャッキを使ったのだけど、下の写真のように使ってた。
半回転回すごとにアームを付け替えて・・・。「なんか違う、なんか違うぞ」とは思っていた。昔はなんか「くるくるくる」って感じで車を持ち上げていた記憶があるが、何が違うのか先週はわからなかった。で、ネットでいろいろ見ているとわかりましたよ(下の写真)。
そうそう、こんな感じでくるくる回してた。なんかやることなすこと新鮮で楽しいわ(^^;)。リヤのジャッキアップポイントもフロント同様分かりやすい。
リヤのホイールキャップをはずしてボルトの出っ張りを測る。
フロントは5mm出っ張っていたが、リヤは7mm出っ張っている。その分厚いホイールスペーサーを装着できるのかな? あと、ロングハブボルトに付け替える場合、最悪ハブナットを外す必要が出るかもしれないのでハブナットのサイズも測った。32mmだったが、ハブナットの交換は敷居が高いのでできればそれはしたくない。するのであればトルクレンチとかそろえなければならんしねぇ・・・、とアマゾンで探してみると、送料込みで1500円もあれば買えるということを知る。そんな安いのかぁ・・・、じゃあ買ってもいいかもね、とか思う。
外した鉄ホイールとアルミホイールを並べてパシャり。
同じサイズのタイヤなのに、リム幅が広いと相当太く見える。
ハブボルト交換をする場合の作業手順を確認のためハウジングを外す。両手でガコガコすれば取れるとの情報があったが、まったく取れそうにない。押しネジでの取り外し用のM8ボルトをねじ込んで取り外す。
しかし最後の最後まで固い。なんか固すぎる。なんか変!
はめる時には全くはまりそうになかった。金槌で叩きこもうかとも思ったが、近隣住民の迷惑なのでそんなことはできない。でも何か変だ、いくらなんでも入らなすぎる。こういう時はちょっと頭を冷やせ・・・、と思ったらすぐ謎が解けた。サイドブレーキ引いたままだった(笑。ドラムをブレーキシューで締め付けたまま、ハウジングを抜いたのか。なんという愚か者。まあ初めての作業なんで笑って見過ごしてくれとつぶやく。
さて、ハウジングの中を見ると予想以上に綺麗だった。もっとブレーキ屑がたまっているかと思っていたんだけど(走行距離は6万kmほど)。
ドラム側も綺麗。
ノーマルのハブボルトは首下の長さが45㎜。あれ、前見た情報では41mmだったような・・・。
これこれ。10mm長いので51mmなんだからノーマルは41mmだよね。測り方がちょっとちがうのかな?
ハブの裏側には50mmほどの空間がある。これであれば10mm長いロングハブボルトはハブを外さなくても挿し込めそう。20mm長いのはちょっと無理そうだ。
ハブボルトを抜くのにハンマーで叩くとの情報が多いが、なんかそれは不安だ。ベアリングとか痛めそうだし、近隣住民へのご迷惑になる。だって、塀の向こうはすぐマンションの一階。直線距離で5mの距離には住民がくつろいでいるかもしれないんだから。
なので、プーリーもどきを用意して抜くことを考える。下写真のように鉄棒に70㎜の距離で穴をあけてボルトを通せば、プーリー代わりになりそう。
このリヤのロングハブボルト化はギロンさんが情報を上げてくださっていました。首下54mmまでなら取り付け可能のようです。ギロンさんありがとうございます。
ホイールスペーサーは10mmのものを手に入れている。ヤフオクで市場調査し始めた頃、1コインで試し入札したものがそのまま落札したやつだ。これが使えるかどうかはわからなかったが、とにかく安かったので評価用としては文句のないコスパ。
このスペーサーをつけてフィットチェックする。
ボルト長は18mmだ。さすがにこれではちょっと足らないよね。
で、アルミホイールをつけてボルトを締めてみると、ボルトは6回転回った。ボルトがあと7mm長ければいいんだけど。でも6回転であればいいかもとチラリと思ったが、安全最優先ということでボツ。
アルミホイールにするとドラムブレーキが丸見えになる。でもまあフロントみたいに、サビサビのローターが見えるわけではないので問題はないよね。
タイヤはフェンダーエッジから8mmほど内側になる。あれ?前の計算では19mm内側になるはずだったけど。
ノーマルタイヤ時は21mmだったのだが、オフセット35⇒43で-8、そして10mmのスペーサーなので+2だから、21mmが19mmになるんじゃなかったの?
まあノーマルのタイヤではリムからタイヤは出っ張っていなかったけど、このホイールだとリムからタイヤがかなり出っ張っているしね。その辺が理由だろう。
取り付けた外観も非常にグッド。
うしろから見たら車検通らないんじゃないかというくらいタイヤが出っ張って見える。でも8mm内側にあるから車検は問題ない。