6-1.愛車(三菱アイ)にアルミホイール(その3) ディスクローターのサビ対策
■2019年3月
愛車をいろいろいじっていたら、なんだか無性に楽しくなってきた。アルミホイール装着はまだまだ先の話なのだが、ついいろいろ情報を集めた。その中でフロントのブレーキディスクのサビ対策で面白い製品を見つけた。それがこの赤サビ変換防錆剤というもの。これを知るまではディスクのサビをどうしようか悩んでいた。アルミホイールにするとディスク面が丸見えとなり、サビサビのディスクではちょっと恥ずかしい。しかしサビを落そうとしても相当深くまでサビているようで、結構労力がかかりそうだ。一時はディスクを取り外して回転機械でも作りグラインダーのようなもので削る装置を作ろうかとも考えた。しかしこの赤サビ変換防腐剤というのは、塗るだけで赤サビの進行を抑制する黒い防錆塗膜に変換するのだ(黒サビに変換するのかな?)。早速購入。
なんかわくわくしてしまい2日連続の自動車整備となった。まずはディスクのサビを大まかに落とす。紙やすりとかじゃ全然歯が立たないのでノミで削った。
全体的に粗サビを落した様子。
赤サビ部に一通り塗り、10分ほど時間をおいてもう一度塗る。その後10分ほどすると下写真のように全体的に黒くなる。なんかすばらしい。これで見栄えは相当よくなった。長い期間こういう状態が保たれるのであればいいんだけどね。以後経過観察だね。
ディスクはハブに固着はしていないようで、手で引っ張るとガタガタしている。ディスク裏面のサビ処理もしたいんだけど、そのためにはキャリパーを外さなければならない。そうするとやっぱりトルクレンチがあったほうが・・・(※)。昔バイクを弄っていた頃はそんなこと気にもしなかったのにねぇ。学生時代、冬場に速度違反で3カ月の免停食らった時は、バイクの部品すべてばらして下宿に並べて磨いてたのに。エンジンもばらして、吸排気バルブなんかも抜いて一個一個磨いてた。でも今は大人になったし、妻も乗る車なので、決められた安全手順はきちんと踏まなければという意識が強いのだ。ホイールナットだけは、まあ感覚でやってるけど。車載工具のレンチは長さが考えられていて、一般人(60kgかな?)の体重をかけるとほぼ規定トルクになるようになっているからね(正確には46kg ⇒レンチ長22cmなので46kg*9.8*0.22m=99Nm)。
※後日談:トルクレンチも整備解説書も購入した。各ボルトナットの締め付けトルクを記す。
ホイールナット : 98±10 Nm
キャリパー固定ボルト :100±10 Nm
スライドピン取り付けボルト : 27± 4 Nm
ブレーキホースの取り付けボルト: 30± 4 Nm
エア抜き用ボルト : 7.9±0.9Nm
F・Rアクスル ロックナット :144~190Nm
余談だが、6カ月後もブレーキディスクの赤サビ変換防錆剤は変化なくきれい
あとこのブレーキホース部のサビがひどかった。なんか真っ赤にサビていてブレーキ大丈夫か?と心配になる。余った防錆剤を塗ったが、ブレーキホースに悪さしそうなのでホース部にはつかないように注意した。
※追伸
その後、買い物で大型の駐車場にいくたびに不審者のように他の車のディスクにサビがあるのかどうかを見るようになった。たしかに結構な確率でサビサビになっている。特に軽自動車でアルミホイールを履いている車にサビサビが目立つ気がした。やっぱりサビちゃうんだよねぇ、と納得。