ダニにかまれた。明らかにダニだ。場所はお気に入りの小上がり。敷いているラグに潜んでいるのだろう。梅雨もほぼ明けたようで夏日の太陽が輝いている。よし!洗濯だ。
洗濯→天日干→ほかほか→ごろごろ→幸せ→かゆみ再発→初めに戻る。
怒り爆発である。ネットで調べるとダニは洗濯では死滅しないようだ。掃除機でもだめ。高温(50℃とか70℃とかの情報がある)にさらさないとだめらしい。
身近な方法はコインランドリーの乾燥機(業務用なので80~120℃で乾燥させるらしい)。しかし妻は、コインランドリー案にはちょっと否定的(衛生的に・・・)。う~ん、困った。お風呂に浸かって対策を模索。「はっ・・・!」お風呂だ!お風呂でダニを灼熱高温地獄に突き落としてやれば。よしっ!やったれ!にっくきダニめを殲滅してやれ。
翌日曜日の朝。天気は晴天。よし、今こそ殲滅作戦を実行すべき。これより本作戦は「湯船灼熱地獄作戦」と命名する(ちょっとセンスない)。
手持ちのなべを総動員し、三連ドム(いや、コンロ)でエネルギーチャージ。

ラグを折りたたんで湯船に入れ、給湯器の温度を最大(60℃)にして熱湯を投入。さらにエネルギーチャージした殲滅湯を投下。なべ6杯とケトル2杯分を投入。


温度は65℃。ちょっと火力(温度)が足らないか?でも時間かければ死んじゃうよね?普通。30分灼熱地獄(60℃で灼熱?)を味わせてやったあとはぐるぐる回転地獄(脱水)も味あわせてやり、最後は6500K黒体輻射照射(日光浴)。これで死んでくれないかな?死ぬよね、普通の生き物は(クマムシ除く)。


さあ、天日干し完了。成果はどうだろう?
後日談
一週間経過した。あれからかゆみは出てこない。どうやらダニさんは絶滅されたようだ。ダニさんに苦しめられていた時は、ダニめぇ!とかきつい言葉を使っていたが、苦しめられることがなくなると、なんだかきつい言葉は使いにくい。ダニ”さん”と書いてしまう。
とにかく、熱湯湯船作戦は大成功。これからはラグを洗濯する前にはかならず熱湯作戦を実行しよう。
さらに数日経過談
かまれた。ダニめにかまれた。お腹をかまれた。かゆい・・・・。これってラグで生き残った人々?ちがう、そんなはずは無い。あの熱湯灼熱地獄を生き延びるのは不可能だ。きっと別の場所に生息していたやつだ。・・・・たぶん。