■2026年7月頃
ここ数年での一大作業であったフロントガラスの交換について記載する。4月頃にフロントガラスにヒビが入っていることに気が付いた。昔にデリカに乗ってた時、飛び石でフロントガラスにキズができたことがあった。その時は注射器で吸って真空状態にして充填剤を浸透させるキットで対応できた。しかし今回のキズはヒビである。ヒビの先端にマスキングテープで目印をつけて様子を見ていたが、一週間に1cmほどのペースでヒビが大きくなっていく。こりゃあかん。来年の3月に車検なのだがこのままでは絶対に車検通らない。
さらに悪いことに自分で車検を通すようになって車両保険を外していた。まあ18年目の車なので車両保険外すのは自然な流れにも思えるが、フロントガラスにヒビが入った時は「しまった!車両保険、入っとけばよかったのに」と心の中で叫んだ。いや、よく考えろ、俺! 今の俺にはマイガレージがある。マイガレージがあればたいていのことはできるはずだ。
ということでフロントガラス交換することにした。昨今はネットでDIYやってる方が大勢いるので、それを見てると自分でもできそうな気がしてきたしね。まずは必要な部品や工具のリストアップから。整備解説書やネットのブログ記事をまじまじと見る。フロントガラス交換で必要なパーツは以下となる。
【パーツ】
①フロントガラス
②モールティング
③ガラスストッパー(位置決め用かな?)
④ウインドシールドスペーサー(これ何?)
【工具・接着剤】
⑤ガラスとボディの接着剤(コーキングガンも必要)
⑥ガラスリムーバー(ボディとガラスの隙間を切っていく工具。ワイヤーでも可能)
⑦バキュームリフター(ガラス用吸盤、アイでは使わなくてもできそう)
パーツリストで必要な部品をピックアップしていく。

フロントガラス前端にあるスペーサーという部品から。これってスペーサーって名前からしてプラ製の部品かな? もの〇ろうさんで調べてみても部品の形状がわからない。1個700円弱と微妙に高い気がするし、それを4個かあ・・・、なんかなくてもいいような気もするが初めての作業だし安全サイドで4個発注。

次はガラスストッパー。ガラスに両面テープで貼り付けるやつみたい。これもなくてもいい気もするが、やっぱ安全サイドで2個注文。

そしてモール。これもちょっと高い。いやまあそれくらいはするだろうけど・・・。モールってうまく外して再利用できないんかな? と思うけどやっぱり注文する。

さて本命のフロントガラス。うわっ、高っかー。もちろん純正を買うつもりはさらさらありません。

某オクで探すと社外製のがこの値段。安っすーと心の中で大合唱。

製品の説明みてもけっこうちゃんとしてる感じ。

大陸のメーカーだね。各自動車メーカーにOEM供給しているようだし十分信用できる感じ。こういうメーカーのおかげで吾輩は心置きなくDIYできるってわけだ。

発注した部品や工具が届いた。ここでショックを受ける。スペーサーってただのスポンジ。いわゆるダムラバーってやつか。これハサミで切って使うやつね。わざわざ4個購入したのに・・・。2000円ほどの無駄使いだった。

フロントガラス交換で一番重要であろう工具のガラスリムーバー。こういう価格で売っているのはうれしい限りだが、実作業では苦労した。使い方のコツがあるのだろうが、なかなかうまくいかず、刃を研いだりとかしてボディに結構キズつけてなんとかフロントガラス外した。

こういうエアーで振動印加するタイプだと簡単にできそうなんだけど、人生で一回しか使わなそうな工具にこの金額は出せないよねぇ。

接着剤も購入。1本で足りるのか微妙だったけど、2本買う勇気(財力)はなかった。たぶん足りるよね ('ω')ノ

今回の大がかりな発注ついでにタイヤの空気入れノズルも購入。前からほしかったんだけど必須なものでもないのでなかなか購入に踏み切れなかった。今回のような大型発注に紛ぎれこますと精神的に楽なんだよね。

では作業開始。まずはワイパーを外す。

ワイパーまわりのガーニッシュは定期的に分解してアーマオール塗布したいんだけど、ワイパー外すのが結構めんどくさくってなかなかできないのよね。

前に購入したクリップリムーバーが活躍するぞ! っと思ったけど・・・

ここのクリップは細いマイナスドライバとかでないと外せない。

サイドガーニッシュの取り外しでは大活躍。

サイドガーニッシュはクリップが4か所。クリップ根本にリムーバーを差し込んでクイっと捩じると簡単に外せる。でもガーニッシュ外す時は毎回この構造を忘れてて、「あれ、どうやって外すの? 下側に引っ張るんやったかな」 とか右往左往する。

ガーニッシュ3個外れました。

ではモールティングを外していく。いろいろ調べたが再利用できるように外す方法とかはわからなかった。結局ラジペンで先端をつまんでグイグイ引っ張って力任せで外した。

角部でモールが千切れた。そして中央部分のモールをつまみ直すのが難しい。後で気が付いたがルーフガーニッシュは外して作業したほうがやり易い。次の機会があれば絶対に外そう(たぶんそんな未来は来ない)。

3辺のモールの取り外し完了。

Aピラーのカバーは外した方が作業しやすいよね。ピラーカバー外したらなんかパーツの破片がぼろっと出てきた。

なにこの部品。たぶんどうでもいい部品ではあるけど気になったので過去のブログを見直したら、

そうそう、思い出した。サンバイザーの固定部を交換した時、根本部がバキバキに割れたんだわ。その部品の残骸だね。

それではいよいよフロントガラスの切り離しにとりかかる。ブログではさらっとここまで進んだ感じだが、実際は手順考えたりでものすごく大変だった。そうそう、話の流れをぶった切る感じになるが、フロントガラスの搬入が大変だった。というのも商品受け取りは営業所になるんだけど、どうやって家まで運んでこようか? ってのが本ミッションの最大難関になった。初めはアイに載せてこよう、という作戦を考えた。受け取り場所で梱包ほどいてガラスだけにしたら天井空間にぎり入るかな? でも頭を斜めにしないと人間が入らない。いや、そもそもリヤゲートを通らないんちゃうか。次に考えたのはレンタカーで軽トラ借りるというもの。ニコニコレンタカーだと6時間で5000円くらいで借りられる。なんとなくもったいないが他に方法はない! とネット予約しようとしたんだけど予約が全然とれない。途方に暮れるが日数ばかり過ぎていく。
ある日お風呂に入ってゆっくりしてたらひらめいた。ホームセンターで大型商品買えば持ち帰りのため軽トラ借りれるんだ。ちょっとグレーゾーン作戦ではあるが「商品持ち帰りのついでに荷物を運びました。」というのはぎり許されそう。ホームセンターの軽トラ利用の規約を読んだけど”明確にダメ”という感じではなかった。無垢な瞳で聞かれたらダメな気がするが、大人の事情を鑑みれば黙認されそう。もくにん・・・ね。
ちょうどベランダの洗濯竿を新調する時期だったので、それの運搬の”ついで”にフロントガラスを運んだ。ほんとついでだからね。
などと大人の言い訳をつらつら書き連ねたが、ここからが本番! ガラスリムーバーは構造は単純なもの。ガラスとボディの隙間に差し込んで接着剤をサッーっと切っていけばいいだけのはず。

でもなんかすぅーっとは刃が通らない。ぐりぐりとかやってたらガラスが割れた。「ああっ!」と思ったけど、まあ捨てるガラスだからいいんだけど。

時々はすぅーっと刃が通るのだけど、動かない時は全然動かない。一番のコツは刃の角度だと思う。でもそれ以上に駐車場が狭くて力を込めて引っ張る態勢がとれない。またウインドウ上部を切る時は高くて奥まっているから「そこを引っ張る態勢ってあるの?」ってな感じ。足場を組むとかしないと無理じゃねぇ、って感じ。

Aピラーに沿っての下向きの力は入れられる。ほかにも所々刃が通ったところもある。次はプランBのワイヤー作戦だ。ワイヤーを通して木片でハンドルを作って引く。初めはごしごし左右でのこぎりみたいに引いてたが、それだとすぐにワイヤーが切れる。多分”じわっ”とゆっくり引くのがいいと思う。

それでも態勢的に無理な所があるので、プランC のカッター作戦。普通に差し込むと刃が密着して全然引けないので、割りばしを差し込んで隙間を広げてやればなんとか切れた。刃が細くて長いカッターがあれば作業しやすそうと思う。

ということで何とかフロントガラス外せた。途中途方に暮れてた時間も含め2.5日ほどかかった。途中うまくいかずイライラして作業した所(特に助手席側のAピラー部)は結構キズが付いたと思うけど、養生シート剥がして確認する勇気がなかった。

外したフロントガラス。もうバキバキ。作業途中、接着剤切れないんだからガラスを砕いていった方が速いんちゃうか? とも思ったが一応最後まで接着剤を切る方向で作業した。それでもそうとうバキバキに割れた。

助手席側のAピラー部は養生テープ越しにキズ多数あり。

養生テープ越しにキズが入っている様子。怖くてちゃんと見てない。

よく見たらスペーサーと呼ばれるダムラバーの跡が見える。これくらいの長さのが4ヵ所あるのね。1mくらいのを4本も買っちゃったよ。まあしゃあないけど・・・。

ボディ側に残った接着剤をカーボンベラで剥がしていく。ボディを傷つけないためにわざわざカーボンベラ買ったんだけど結構ごしごししないと剥がれない。すごく疲れるし、カーボンベラがすぐにへたってきた。

途中からめんどくさくなってカッターできった。ボディ側に1mmくらい接着剤残して切ればキズを付けずにすっーと切れる。次やる時はカーボンベラなんか必要なしだわ。

切り取った接着剤跡。

続いてフロントガラスの接着作業。まずは車内を養生。接着剤はガラス側、ボディ側どっちに塗ってもいいんだけど、作業性を考えてボディ側に塗る。接着剤塗布時に車内に垂らした時のために養生したんだけど、まあ相当へましないと車内に垂れることはないと思う。

接着剤塗布ラインの下型にスペーサー(ダムラバー)を適当な長さに切って貼り付ける。

新品のフロントガラスを開梱。微妙に色が違うように見えるがカメラ映りだと思う。実装後もガラスの色に違和感は感じない。

フロントガラスの上部の左右にガラスストッパーを貼る。ガラスにはマークがあり、その間に貼り付ける。ボディ側には四角の穴があり、そこにはめ込むことで位置決めができるというわけ。またボディとガラスの隙間を規定以上に近づかないためのスペーサーの役割も兼ねているように見える。

フロントガラスの貼り付けは一人作業は難しそう。できなくはなさそうだが、位置決めとかかなりアバウトになりそう。今回は妻に手伝ってもらう。二人作業の方が断然作業しやすいのだが、妻は現場での機転はあまり期待できない。できるだけシンプルな動作で作業を進められるようにガラス置き台を段ボールで作った。アイの前にこの台を置いて、その上にフロントガラスを裏返しで配置。そして左右からガラスを持って180°半回転させてアイに合体させるという作戦。

フロントガラスをアイの前方にセット。

接着剤のノズルはこのように加工。結構いい感じで塗布できた。

妻とガラスをのせる動作を何度かシミュレーションしてから本番だ。まずはボディの接着剤塗布部にプライマーを塗布し、妻を待機させて接着剤を塗っていく。妻を待機させてるだけでなんかプレッシャーがかかる。

こんな感じで接着剤を塗布。

使用した接着剤は85%くらい。足らなくなるのが怖くて多少少な目に塗布したからね。でも余ったからといっても細くてもいいからもう一周細とはならない。そんな微妙には塗布できない。いや、後で考えたら先端が細いノズルを用意していて、2週目は細く塗布することも可能かもしれない(たぶん難しい)。

最後ガラス側にプライマーを塗布してすぐにガラスをのせる。二人でやれば楽勝な感じだった。妻の動きは思った以上に軽快で「どう?うまかったでしょう。」と得意満面でした。

でも後で気が付いたんだけど、貼り付け位置ちょっと間違えてるねぇ。モールのヒダの部分はルーフガーニッシュの下側に入るのが正解なんだろうけど、よくわかってなかった。やっぱりルーフガーニッシュを外してガラスをのせるのが正解だったわ。次の機会があればルーフガーニッシュ外そう(そんな機会たぶんないけど)。

フロントガラスがちょっとずれた件は早く忘れよう。いつまでもうじうじしてても始まらん。フロントのガーニッシュを外しているついでにアーマーオールをヒタヒタに塗っておく。

そして取り付け。アーマーオールの塗布で相当いい感じになるんだけど、一か月もすれば元も戻っちゃうんだよね。

車検シールも張り直した。剥がす時ちょっと失敗したけどぱっとみわからないのでよしとしよう。

ワイパーをつけて、フェードエンドガーニッシュもアーマーオールを塗布。べっぴんさんになった。

とりあえずフロントガラスの交換は完了した。車体の左Aピラーに結構キズつけたのと、ガラスが3~4mm程前方にずれて貼り付けたのが失敗だ。でもまあ気にしなければ大丈夫! かなぁ・・・。
細かいことでうじうじしててもしゃーない。後片付けを進めよう。フロントガラスを燃えないゴミに出すのだ。まずはハンマーで粉々にして・・・、でも合わせガラスだから粉々にはならない。というか自動車の窓ガラスをたたき割るのって人生で初めてじゃないかな。なんとなく背徳感を感じる。

折りたたんで45Lの袋に入るかなと思ったが入りそうにない。

最後は金切りバサミで真っ二つにして、

それぞれ折りたたんで燃えないゴミの袋に入りました。

次の機会があればルーフガーニッシュを外して作業しよう。ルーフガーニッシュはアンテナ部だけ六角ネジで、他はクリップになっている(スーパーだいち様のブログより)。





























































































































































































































































































































