■2023年2月
どんなにめんどくても、どんなに寒くてもやらなければならない作業の時期がやってきた。車検である。まあ前回ユーザー車検を経験しているので要領はわかっている。細かい手順は前回掲載しているので今回は意識すべき必要事項のリストとし作成し、次回以降はこのページだけ見とけば車検はOK! 的な感じのページとして作成する。
■■■■【車検に向けて準備全体の流れ】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
1.車の整備を済ませる(部品発注など時間のかかるものは早めに)
2.24ヶ月点検整備記録簿に従って最終点検実施(今回は採用された※1)
3.自賠責保険の継続加入(近所の代理店で手続き)
4.webで車検予約
5.予約日に車検にGO。
※1:アイ用の24ヶ月点検整備記録簿を作成している。前回は個人で実施した作業は採用されないという感じで、継続検査申請書の”定期点検”の項目に1を書き込まれた。1を記入するのは後検査ということで車検後にちゃんと検査してくださいという意味。今回は自分で1を記入して提出したら、受付の人から「24ヶ月整備はしてますか?」と聞かれたので、「自分で実施しました。」と言って整備記録を提出すると、細々と見て「じゃあ1の記入は不要です。」といって取り消し線を記入した。受付の人によって対応が変わるのかな?
■■■■【車検で必要な書類】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
①自動車検査証 ※車のダッシュボードに入っている
②軽自動車税納税証明書 ※毎年4~5月に納税証明書が届き、車検証と一緒に保管
③自賠責保険証明書 ※前回と新規の2枚必要(近場の保険会社で手続き)
④24ヶ月点検整備記録簿 ※自分で実施。
⑤継続検査申請書 ※検査窓口に置いている(前回入手した用紙に事前記入だと早いよ)
⑥自動車重量税納付書 ※検査窓口に置いている(前回入手した用紙に事前記入だと早いよ)
⑦軽自動車検査票:表裏使用 ※検査窓口に置いている(前回入手した用紙に事前記入だと早いよ)
⑧軽自動車の検査予約結果 ※webページで予約し、予約票を印刷(なくてもいいよ)
■■■■【試験日当日の行動】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■持ち物確認
・必要書類①~⑧ を再度確認 (⑤⑥⑦は窓口で入手。前回入手用紙に事前に記入しておけば楽)
・印鑑 (三文判でOK。事前に⑤の申請書を入手し押印していれば不要)
・クリアファイル (あると書類を扱いやすい)
・光軸調整用の長いドライバー(+A4紙+マスキングテープ+マジック(正面に貼って光軸調整)
・一応エンジン下部のオイルを拭き取る。
■必要金額
・申請手数料 ¥2,200
・自動車重量税 ¥8,200
■申請手順
1)資料一式を持って ※次回のための用紙もゲットしておく
2)3番窓口(検査手数料)で検査料を支払う
3)8番窓口(自動車重量税)で重量税を支払う
4)ユーザー車検窓口 で書類の確認(初心者ですと言って若葉マークもらう)
5)車検コースへGO(初心者は1コース)
■■■■【検査内容】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【1】同一性の確認 :車体番号の確認:アイはリアトランクの工具入れ部に刻印
【2】外回り検査 :ヘッドライト、ウインカー、ワイパー等検査員が「ライトつけて、ウインカー右、左」と順番に指示してくれるので、それに合わせて操作する。
【3】排出ガス検査 :計測初心者ですと言えばサポートしてもらえる。前の人は全て一人でやっていた。まず記録用紙 "軽自動車検査表(1)" を記録装置の所に置く。次に計測プローブをマフラーに差し込む。すると自動的に計測が始まる。1分くらいで計測が終わり、「終了したので記録用紙に記録して下さい」との音声案内が出るので、"軽自動車検査表(1)"を押し込めば自動で記録される。
【4】サイドスリップ検査 :検査装置をゆっくりまっすぐ走るだけ。これはサイドスリップだけでなく車幅を光学センサで計測しているとの話(サポートのおじさん談)。真ん中を走るのが意外と難しく右によってしまう。次回は意識して真ん中を進むようにがんばって。
【5】スピードメーター検査 :ローラー上で40km/hまで速度を上げてパッシングする。ローラー上でアクセルを踏み込み40kmまで加速するのだが、前回はビビッてアクセルをあまり踏み込めず、「もっとふんで!」と言われた。今回は強めに踏み込むと、加速しすぎて50kmくらいまでオーバーシュートした。ローラー上での加減速が難しい。加速は早めで、30km/h越えたあたりでアクセルを抜いて調整しよう。
【6】ブレーキ検査 :ローラー上でブレーキを踏む。フットブレーキは強めに、サイドブレーキも強めに。車体全体がふわふわしてビビるけどローラーを飛び出すこととかないから安心して臨め(ほんまか?)
【7】ヘッドライト検査 :ヘッドライト前に光量・光軸検査装置が動いてくる。なんか一回目NG出た。「あれ?光軸下すぎました?」と聞いたのだが、サポートの方は「これって後輪駆動が関係しているのかな?」とか電話で聞いている。そして私に「大丈夫ですよ。もう一度計測しましょう。今度はハイビーム付けて」と言ってヘッドライトの横に立ちノートでハイビームを遮光して計測した。今度は合格。う~ん、何が起こっていたのだろう。まあ確かに右側ロービームの光軸がちょっと高いかなとは思っていた。でも寒いからちゃんと計測はしておらず、目測で「まあ大丈夫だろう」とか思っていた。後日よく考えたらダウンサスが犯人ではと思う。リア側のダウン量が多かったから前上がりとなり左右の光軸とも上側に動いたんだと思う。とにかく今度ちゃんと調整しよう。そうそう、前回の車検時はレベライザーを0にしているか確認があったが、今回はなかったような・・・。レベライザーは0(光軸が一番上)にセットするのを忘れないように。
【8】下回り検査 :リフトアップして車体下を検査員が検査。このリフトに進入するときも右に寄ってしまった。そういえば駐車する時とかって右とか左の壁ぎりぎりとか注意して駐車するけど、車体中央を意識して車を進めるって経験しない動きだ。今度は車体中心を意識して動かそう。リフトで車体を上げると、下から係員が「ハンドル切って」とか「ブレーキ踏んで」とか指示してくれる。でもマスクしているというのもあり、下からの指示は聞きとりにくい。左右の窓を全開にして、頭を窓から出して指示を聞き取りやすくしよう。ホイールナットをカンカン叩いて緩みがないかなども見ていた。たぶんサスやエンジンの主要ボルトナットのゆるみがないか金づちで叩いてチェックしているんだと思う。このチェック方法を日常整備に取り入れたい気もするが、住宅地にある駐車場では騒音苦情が出そう。なのでソケットレンチによる増し締め確認がいいだろう。
■■■■【提出書類一覧】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
①自動車検査証 ※これは今回新たに交付された車検証

②軽自動車税納税証明書

③自賠責保険証明書

④24ヶ月点検整備記録簿 ※前回は不採用だったけど、今回は採用された。なぜかな?

⑤継続検査申請書

⑥自動車重量税納付書

⑦軽自動車検査票(表) ※表と裏に記入するので注意

⑦軽自動車検査票(裏) ※表と裏に記入するので注意

⑧軽自動車の検査予約結果 ※提出は不要だけど念のため持参

■■■■【車検当日の記録写真】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
国道2号線を東へ進み、この看板を右折。

2年ぶりにやってきた車検場。

書類を持ってまずは③窓口で検査料2,200円、続いて⑧窓口で重量税8,200円を支払う。

そしてユーザー車検窓口で書類を提出し書類をチェックしてもらう。この時に24ヶ月点検記録とかもチェックしてもらった。今回は結構空いていて手続きは10分くらいで終了。前回に書類を入手しており、記入を済ませていたのでほんとすぐに終了した。オリンピックナンバー交付の時はすごく混んでいたが時期により込み具合が変わるようだ。

検査料と重量税。車検時に支払う金額はこれだけである。

検査コース。車は結構止まっている。

初心者は1コースへ。今回は3台待ちくらいで待った時間は10~15分くらいかな。

今回は2回目ということで精神的には楽勝であった。書類を事前に記入して持って行けば、事務手続きもあっという間に終了。でも車検の準備段階からちょっと舐めてたのと寒かったので、細かい所(光軸とか)は「まあ大丈夫だろう」とか言って確認してなかった。次回は寒くなる前(9月頃)から車検を意識し少しずつ整備を進めるようにしよう。整備内容をリストしておくので、次回はもうすこしまじめに点検してくれ。
■事前整備内容(2~3か月前から少しずつ点検する)
・ブレーキパッド残量、フルード漏れ
・ステアリングまわりのブーツ破れ
・ドライブシャフトのブーツ破れ
・エンジンオイル、クーラント、冷却水漏れ、また量は適切か?
・補機ベルト張力、劣化点検
・サイドブレーキ引き代(6~7ノッチ)
・ランプ類点灯点検(ウインカー、ポジション、ブレーキランプ、バック、ハザード)
・ヘッドライト光軸確認
・ハンドル左右に切り返してのガタ(停止時)
・タイヤ空気圧、サイドウォールのヒビ等点検
・バッテリ液、ウインドウォッシャ液の量、ホーン
※後日追記:車検シール張り付け失敗
車検シールはまあいつでもいいよね、とか思ってて買い物した時に駐車場で貼ろうとした。シールを貼り合わせて窓に貼るだけだからと貼ってみたら明らかにおかしい。シールの表裏の張り合わせで失敗してたみたい。慌てて剥がすと黄色い台座ぶぶんだけ窓に残った。 あーあ (ToT)/~~~

家に帰って来てシールを観察。本来なら外から見て車検年と数字、車内から文字で説明している面が見えるはずなのだが、表と裏が車内側に重なっている状態。

シールにはちゃんと貼る手順を図で説明しているんだけど、前にやったことあるし、考える必要もないだろうと舐めてた。

まずは表裏面を分離。やぶれずに分離に成功。

そして両面テープで貼り合わせる。あれ? なんか反転文字になっている。表裏を間違えて貼り合わせたみたい。どこまでもドジである。もう一度剥がしてやり直し。

窓に残っているシール跡もきれいにしてから貼ろう。

なんとか車検シール張り付け。でも黄色い台座部分は剥がれちゃったので色が白っぽくなったし、シール部に指紋などがついていて汚い。
車検シールは貼っていないと違反だったと思うけど、この微妙に汚いシール(色が白っぽい)は問題ないんかな? というか一番の心配は妻が気が付くことである。気が付いたら絶対不満を述べる。お願い、気が付かないで!
車検シールの再交付は300円のようだ。でも検査場までいくのもめんどいし、まあ気が付かないといえば気が付かないレベルだしよしとしよう。