■2022年10月
タイヤがバーストした。50km/hくらいで普通に走っていていきなりバーンって音とリアまわりに衝撃を受けた。「あれ、なんか踏んだ?」って思ったんだけど、その後なんとなく走行フィーリングがおかしい。ゴトゴトって感じがリアから感じるので「もしかしてパンク?」と思い路肩に寄せてタイヤを確認するとリアタイヤがぺっちゃんこ。だから早くタイヤ交換しろと言ったよね、何度も。なんか泣きそう。夜の8時頃なんだけどどうしよう? 家まで歩いて30分くらいの距離。歩いて帰ってスペアタイヤ持ってこよう。うん、それしかない。ちょうど車を停めていても問題なさそうな場所だったので、そこに車を停めてとぼとぼ歩きだした。10分くらい歩くとJRの駅が見えた。我が家の最寄り駅の隣の駅である。「あれ? 電車のって帰ったほうがいいよね。あ! でもマスク車に置いてきた。」 今のご時世ノーマスクで公共交通を利用するのは気が引けるが背に腹は代えられない。まあ電車はガラガラだったので特段問題はない感じだった。隣の駅で降りてタクシー乗り場でタクシーの電話メモして帰宅。スペアタイヤは結構汚れているので、このままタクシーに乗るのはちょっとダメな気がする。タイヤカバーの裏面は結構きれいだったので、表裏うらがえして紐で縛って”そんなに汚くない手荷物”としてタクシーに乗って車まで戻った。人気のない所(車を停めていた場所)でタクシーを降りたんだけど、タクシー運ちゃんが車を照らした状態で降りてきた。「うわー、パンクか?」「そうなんです。」とかいう感じでタイヤ交換終わるまでおしゃべりしてた。人気のない所で客を降ろしたということで、車が動くまで見守ってもらったという感じ。助かりました。この場を借りてお礼申し上げます。
パンクしたのは左リアタイヤ。確認したら側面に思いっきり穴があいている。
これはやっぱりバーストだよね。何か踏んだという感じではないと思う。
ショルダー部はボロボロになっているけど、これはパンクした後に短距離ではあるが走行したので、その時にホイールで踏んでいた所がボロボロになったんだと思う。
よし、ビート落としやってみよう。前から作戦は考えていたのだが、突然の出来事だったので、工具などは準備できていない。でもビート落としなら木材だけでできそうなのでチャレンジ。マンションの躯体に木材を引っ掛けてテコの原理でビートを押し込んでいく。
タイヤはぺちゃんこになるのだが、ビートが落ちない。もう少しなのだが。
タイヤレバーでビートを落とせないかやってみたがうまくいかない。
それでは木材をもう1本追加。あと少しの状態からさらに押し込んでいくのだ。
でも木片が外れてうまくいかない。とりあえず木ネジで木片を固定してやってみるとビート落としできました。後日ちゃんとしたビード落とし工具を製作しよう。
片側のビートが落ちた状態。
反対側のビートを落としている途中に木片が割れた。今度つくる正式版では木目の方向とかちゃんと考えて作ろう。
昔バイクのタイヤ交換はしたことあるけど、自動車はやったことない。ホイールからタイヤを外せるかちょっとだけ試してみる。タイヤレバーでグイーっとすると結構外せそうな感じ。
じゃあまじめにやってみよう。
ホイールプロテクターをつけてタイヤレバーで外していく。
あれ、プロテクターが外したビートの奥に消えていく。
ホイールを傷つけないように牛乳パックや木片を使って続けて外していく。プロテクターはついている紐を使って救出できました。なるほど、そのための紐ね。外したプロテクターを順にずらしタイヤを外していく。
片側は結構余裕で外せました。
この勢いで反対側も外そうとしたけど、なんかちょっと難しい。がんばれば外せそうだけどホイールを傷つけそうだし、今はホイールチェンジャーの製作に労力を使うべきと考え作業中止。
夜にホイールを部屋の中で眺めていた。部屋着で椅子に座りながらゆっくり眺めて色々考えるのは楽しい。そうそう、バランサー外しておこう。
両面テープでホイール内側に張りつけているので、カッターで切り取る。それにしてもバランサーウェイト多すぎない? 周方向のバランスだけでなく、軸方向のバランスも取っているのかな? たぶんそこまでしてないと思うけど。
バランサーウェイトはもちろん再利用するので、両面テープを剥がしておく。
ホイール側のテープ跡もきれいにしなくちゃね。クリーニングするんだったらやっぱりタイヤがじゃまだ。ビート部のワイヤーを切ればペロっとタイヤ外れるだろうと思い、ニッパーで切れないか試したがまったく刃が立たない。そりゃそうだ。
後日金ノコで試したがこれもまったく刃が立たない。
まあいい。気力と体力はホイールチェンジャー(タイヤチェンジャーかな?)の製作に集中すべきだ。タイヤを外すのはそれが完成してからの話だ。
※後日追記
実は保険のサービスでレッカー移動も近所なら無料で可能だった。なんとなくそんな気はしていたが、車の中から書類探して電話してレッカーで移動してとか考えるとめんどーな気分になり、タイヤだけ交換すればいいんだし頭使わずにぱっと帰ってタイヤ持ってきたほうが楽かな・・・、という気持ちでの行動でした。次回パンクしたらレッカー呼ぼうかな。