■2021年4月
ターボエンジンに換装して5ヶ月、走行距離で2500kmとなったのでエンジンオイルを交換する。アイには愛情をたっぷり注いでいるが、お金は可能な限りかけないというポリシーがあるのでエンジンオイルも前回は一番安いものをチョイスしていた(カストロールのGTX,1500円)。今回はオートバックスの在庫処分品で1200円で入手したクエーカーステートを入れる。オイルに関する知識はまったくないのだが、ネットで調べる限りはGTXよりも高価なようだ。
製品紹介を読むとすごく高性能っぽい。まあ普通の商品は自分で自分をほめるけどね。
アイのオイル粘度は下記に示すが、まあ普通に5W-30か10W-30を選択する。
以前にタイヤ止めをつけたタイヤ台でリアを上げてオイル交換。
月極め駐車場でオイル交換ってモラル的に際どい気がするけど、隣は空きだし、段ボールを敷いて下にオイルを垂らさなければ許されるかな?
ドレンボルトには金網フィルターが付いているのだけど、外したものを見ると・・・
なんか詰まっている。ウエスの切れ端の糸くずっぽいけどよろしくないよね。
MHOさんが推奨しているオイルの上抜きを今後のメインと考えていたが、この糸くずを見てまだしばらくは下から抜いて確認しておく必要があると思った。上抜きなら車体をジャッキアップしなくて済むし、エンジンルーム内だけの作業になるので、月極め駐車場でのエンジンオイル交換でもクレームは出にくいと思う。吸い上げのバキューム用に空き缶を潰すポンプ(200均)など部品は揃えつつあるのだが、実際に上抜きを実施するのは次の次からかな。次回のオイル交換でドレンの金網に変なものが付いていないことを確認してからね。でもオイルフィルター交換時はリアジャッキアップしないといけないから、上抜きは2回に1回になると思う。ドレンのネジ山を傷めないためには上抜きしたいし、金網フィルターの状態を確認するには下抜きだし悩ましい。
さてドレンボルトのフィルターに話戻って、糸くずはパーツクリーナーできれいにした。詰まっていた量は少なかったので、エンジンにダメージを与えるほどでは無いと思う。ドレンパッキン(銅製)はまたみみっちく研磨して再利用。
アスファルトにオイルを垂らしてしまわないか心配だったが、大き目の段ボールを敷いておけばまず大丈夫そう。100均で入手した容器で受けたが、容量的には余裕。
じょうろでオイル缶に戻すのも簡単だった。オイルを観察したが、変な金属粉などもなく問題はなさそう。
ドレンを締めて新しいオイルを入れる。オイルフィルターも交換したので、オイル量は3.7Lのはず。まず3.5L入れてオイルゲージで確認すると、範囲内の8割あたりの量が入っていた。あと200cc入れれば上限になるのかもしれないが、気分的に上限を超えてしまいそう。リアをジャッキアップしてオイルを抜いたので、古いオイルが十分抜けていなかったのかもしれない。オイルは入れすぎても問題があるらしいので、このまま(ゲージ8割)でOKとする。 オイル交換してエンジンのフィーリングは・・・、うん、変化はよくわかりません ^^; 。
※追記:オイルフィルターの締め付けトルクは14±2 Nm(Oリング接触後 3/4回転でもOK)
ジャッキアップしたついでにクーラント漏れしていた所を針金で縛る。
ちょっと狭くてしっかり縛れなかったので、2か所縛っておいた。これでクーラント漏れが収まればいいんんだけどね。
エンジンルーム内の塗装の状態も確認しておく。カムカバーの耐熱塗装は完璧な状態。表面をツルツルに仕上げているので、ウエスで簡単にきれいになる。結晶塗装も少し考えたのだが、凸凹の表面は汚れをクリーニングするのが大変そうなのでやめた経緯があるけど、それは正解だったと思う。
オイルキャッチタンクは安さ第一のアクリル塗装(250円)を使ったが、熱で悲惨な状況(ダイダロスアタック食らったみたい)。
ターボのアクチュエーターはラッカー系スプレーで塗装。耐熱塗料ではないが、特段劣化しているようには見えない。意外と使えるのかな?
ターボの耐熱カバー(防熱カバー?)はオキツモの耐熱塗料。これはまだまだきれい。でも固定ボルト頭の腐食が熱により進んでいる感じ。
バッテリの点検も実施。バッテリなんてアイ購入以来、自分で点検したことないので点検の仕方もわからなかった。バッテリ液の量を確認すればいいよね、とか思ってバッテリーを見たのだがバッテリ液を入れるフタもない。ネットで調べるとこれはメンテナンスフリー型のものらしい。購入年を見ると6年前のもの。今までノーメンテナンスでちゃんと動作していたので、さすがメンテナンスフリー!と感動した。
点検方法は下写真の穴を覗いて色を確認するというもの。中に浮きが入っており、バッテリーの比重で浮きの位置が変化し見え方が変わるのね。のぞき穴はちょっと奥にありバッテリーを外さず真上から見ることはできないので鏡に反射させて確認。明るい緑でOK。暗くなるほど充電が必要で、NGになると白になるようだ。このバッテリーは少し暗めの緑なので一応大丈夫そう。一般的には5年くらいが交換時期だが、まだまだ使えるまで使おう。で、次に交換する時もやっぱりメンテナンスフリーを選ぶだろう。
次はタイヤ。今のタイヤは購入したアルミホイールについていたやつ。溝はまだまだ残っていたのでしばらくタイヤ交換は不要だと思っていたのだけど、リアタイヤのサイドウォールに多数のひび割れが発生しており不安になっていたのだ。
高速道路でいきなりバーストなんてなったら怖い。
溝はまだまだ残っていて、新品の7~8割くらい。そういえば前回のタイヤ交換時もフロントの溝がなくなって交換した。当時は前後同時に替えるものだと思っていたので、まだ溝の残っているRタイヤも交換してた。
しかし、アイに愛情を注ぐようになった今は前とは考え方が異なる。ダメになった部品をきちっと見極めて交換するのだ。できる限り低価格で。それで入手したのが2本3500円(送料込み)のリアタイヤ(by某オク)。我々のアイの乗り方ではリアタイヤは摩耗より先に経年劣化で終了し、フロントは摩耗で終了するということだな。
製造年は18年(3年前)でまだまだ新しい。同じダンロップだが銘柄が違う。
溝は結構減っている。5割といったところか。
でも製造年も今のより4年新しいし、サイドウォールのひび割れもないので、信頼感は格段に上がる。
前後タイヤで銘柄の異なるタイヤを履くわけだが、そこらへんはあまり悩まなかった。三菱アイに関しては前後タイヤで交換時期は異なるので交換時期が近付くと某オクを探すことにする。送料をケチるため手渡しできる近所で。そういう方法でタイヤを購入するのであれば前後のタイヤ銘柄を揃えるのはほぼ無理だろう。 自動車いじりのモットー ”できるだけお金を掛けず!” に従えばおのずと前後タイヤの銘柄にはこだわれなくなる。まあ銘柄が違っていても普通に街中を走っている限り何か問題が発生するとも思えないしね。 あ!車検って前後違う銘柄のタイヤ履いてても問題ないよね、きっと。
今後はタイヤチェンジャーの自作、またバランス取りも自分でできるようにしていく予定。夏までに完成させてタイヤ交換したいけど秋になるかなぁ・・・? オイルクーラーとかは本当に完成するのかとっても自信がない。
※後日追記
オイルフィルターはものたろうで入手したもの。フィルター濾紙の様子を確認するため分解した。
分解は結構手間がかかり途中で挫折したのだけど今日やっと分解できた。
濾紙を伸ばして様子を確認。ぱっと見は問題なさそう。
良く見るとキラキラした金属粉がある。たぶんアルミだと思うけど、これぐらいは問題ないのかどうかよくわからない。OH直後なのでちょっと多めかもしれない。次回のオイル交換時にもフィルターを交換して、その時の様子と比較してみよう。