■2022年5月
エンジンオイルとオイルフィルターを交換する。エンジンを換装してから1年半経過するが、オイルフィルターはオイルクーラー取付時に一回代えたのでこれで2回目。今回はオイルとフィルターのセットでの交換の初めての機会となる。ドレンコックを取り付けてからの初めてのオイル交換でもあり、いかに手際よくオイル交換できるかを評価する機会でもある。駐車場まで160mあり、持っていくものをどう減らすかがカギ。
考えた末の最小構成が下写真。モンキーはオイルブロック(28mmレンチが必要)が緩んでいないか確認するため品目に加えた。そして今回から実戦投入のトルクレンチ。ブレーキOH時、やはり感応式トルクレンチ(カチッって鳴るやつ)がほしいということでがんばって整備した(詳細は後日)。
まずはオイルフィルターの取り外しだが、ジャッキアップなしで外せるのか不安であった。
しかし寝っ転がって作業すると結構余裕でアクセスできたので、オイルフィルターを取り付けた。おお!カチッと締めれるのってやっぱいいわ。エンジンOHする時にプレート型トルクレンチ購入したけど、300Nmとレンジが大きく、また長いため取り回しが困難、さらに目でみる必要があるため作業姿勢が限定される。車の整備をする場合はやっぱりコンパクトで感応式の方が使い勝手いい。
そしてオイルドレンコックをひねる。これはとにかく楽でいい。楽すぎて不安になるほど。誰かがクイっとひねればと考えると不安になる。まあ今の日本は平和だからたぶん大丈夫だよね。
じっとオイルが抜けるのを待つ。効率で考えればこの間に新油を持ってくればいいんだけど、公共の場所でオイル抜いている最中にその場を離れるのはやっぱり不安だ。そもそも月極め駐車場でオイル交換していいのか?というのからして疑問なのだが。ぼーっとオイルが抜けるのを見ていると、はたと気が付いた。地面傾いているよね、排水性を考えて側溝に向けて。逆向きに傾けないとオイルの抜けが悪いよね。
しかたなしにジャッキで左側を持ちあげる。するとまたオイルが出てきた。次のオイル交換からは逆向きに駐車して作業しよう。
今回は6ヶ月、2,300kmでの交換。まあそれなりに汚れている。
底にはポツポツと黒いのがある。触った感じではゴムのカスみたい。
廃油を廃油缶に入れて、廃油受けはその場できれいにする。オイルは一滴も段ボールには落としてないと思う(もちろん駐車場にも)。
そして持てるものを持って自宅に帰り、今度はジョッキに入れた新油を持ってくる。オイルをいっぱいにしたジョッキを持ってくるのは結構神経を使う。他人とは5m以上は近づかないようにするとかね。
これでオイル交換は終了。ついでにプラグホールの点検もしておく。去年の夏は結構オイルが溜まっていたが今回はほとんどオイルは漏れてないようだ。あれ、自然治癒したの? もう少し暑くなればまた漏れるのかな~。
20L缶で購入したオイルはまだ半分程残っている。20Lで5~6回オイル交換できるので1回のオイル交換で1000円ほど。このコスパを知ってしまったら4L缶のオイルなんて買えないよね。夏場は2,000km、涼しい季節は3,000kmを目安に交換していく。次回はお盆前かな。暑そうだけどオイル交換だけならすぐだしね。
※ターボエンジンに換装後のオイル交換
銘柄 粘度 API規格 種類 :交換時期 使用期間 使用距離 交換時の総走行距離
Castrol GTX 10W-30 API:SL/CF 鉱物油 :2020年11月 5ヶ月 2,600km 69,000km
QUAKER STATE 5W-30 API:SN 部分合成油 :2021年 4月 4ヶ月 1,800km 71,600km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2021年 8月 5ヶ月 1,700km 73,393km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2021年12月 5ヶ月 2,370km 75,100km
日産 SN SPECIAL 5W-30 API:SN 部分合成油 :2022年 5月 6ヶ月 77,470km