■2023年9月
初めて20Lペール缶のオイルを買った時に思った。これどこに置こう・・・と。まあ通路側のベランダに置くことになるだろうが、ここは屋根があるとはいえ風があると雨が流れてくる。そうするとペール缶の上に水がたまり缶がサビちゃう。しばらくはダンボールをフタ替わりに使っていたのだが、ペール缶を2缶目購入した時にちゃんとした収納方法を考えないといけないと思った。1缶は新油でもう1缶は廃油用として必要だから2缶を常時手持ちしている必要がある。またオイル交換時、20L缶からオイルジョッキに注ぐのは非常に苦労する。ということでちょうど良い高さのペール缶置きを兼ねた収納庫を作ることにした。図面を引いてホームセンターで切ってもらえばあとは組み立てるだけだ。
底面はこんな感じ。穴が2つ空いているのは新油用のコック部がはまる所と、廃油缶にケース越しでアクセスできるように。
収納するものはオイル交換関連の装備一式とする。
まるで測ったようにぴったり収まる(もちろん測りましたけどね)。
収納時はベランダを歩く時に邪魔にならない寸法で設計した。
オイル交換時は収納庫を移動し、中から必要なものを取り出す。
ボールバルブを新油の口に差し込むと手を汚さずにオイル交換ができる。
ペール缶をケースの上に置いてボールバルブを開くとオイルジョッキに新油を注げる。すごく使いやすそうだ。
続けて駐車場での作業時、装備を運搬するための台車も作る。以前から台車があればいいなぁと思っていたが、ホームセンターでキャスター見ると結構値が張るので躊躇していた。でも密林さんでみると下の価格。これならいける!
ホームセンターで切ってきた板材を組み立てていく。コンパネ1枚からオイル類の収納庫と台車のパーツを無駄なく切り出せるようにCAD図面上で色々考えました。しかし12mm厚のコンパネって1000円ちょっとと思ってたけど2000円した。木材価格が上がっているとは聞いていたがコンパネ材が2000円とは驚いた。
下段にフロアジャッキ、上段にタイヤ台やウマを乗せられるように設計。
組み立てたら水性の白で塗装。塗装が乾いたら耐水ペーパーで表面を滑らかにするを3回繰り返す。表面をつるつるに仕上げて雑巾で汚れを拭き取れるようにしている。
ウマはサイズがちょっと小さいので、前後に木片を取り付けた。
しかし収納しようとしたらタイヤチェンジャーが入らない。しまった~~~! そこまで考えてなかった。
ちゃんと収納できるということはとにかく重要なので作り直し。ちょっと見かけが不自然な感じになったが機能上問題ない。
収納時はこういう感じとなり・・・
タイヤチェンジャーを置けるようになった。
ケースもちゃんと閉じられて完璧である。
台車のキャスターを取り付け完成。
装備運搬用台車と装備一式。 あれだ、サンダーバードの2号の基地みたいだ。
洗車装備を搭載した様子。
フロアジャッキは下段にピッタリ収まる。2号のコンテナに4号が入っている感じ。
上段にウマ。
上段にタイヤ台。美しく搭載できる。
ウマとタイヤ台も乗せられるけど、こうい使い方はするシーンがないと思う。
台車は使っていない時の収納も考えられて設計している。
フロアジャッキとタイヤを机の下にきれいに収納できる。
オイル関係の収納庫と装備運搬用の台車はなかなかいい感じで仕上がった。はやく活躍するシーンが見たい。とりあえずはオイル交換時だな。