■2024年3月
我が家の啓翁桜の満開宣言がでました。ここの一番下。
対向ピストン化の検討を進めます。前回は第一候補だったkeiワークスの模擬ディスク製作したけど、ちょっと不具合が出てきたので第二候補のekスポーツの模擬ディスクも製作。
keiワークスとekスポーツではディスク高さが違うのと、中央ボア部の大きさが違う。
keiワークスのディスクだと中央ボア部がキャリパーと干渉するのでNGでした。
キャリパーとパッドには結構余裕が必要なのです。
ekスポーツのディスクだと中央部の干渉は大丈夫。
ブラケットの固定部が多少窮屈だけどまあ大丈夫と思う。
今後扱いやすいようにキャリパーのブッシュを外そう。木材でキャリパー固定してM16タップをねじ込んで回していく。エンジンシリンダーのブッシュはこの方法で外れた。
でも切子がでるだけでブッシュがまわらない。
タップの切れ味が良すぎた感じでブッシュにきれいにネジを切っただけでした。このブッシュの取り外しはあきらめました。
木材でキャリパーブラケットを製作。これで位置やホイールとの干渉を確認する。
横から見た図。
パッド部。
正面図。結構かっこいいよね。剛性感がある。
一番の懸念事項はホイールとの干渉。対向ピストンキャリパーは外側にもピストンがあるのでどうしても出っ張る。この出っ張りとホイールの干渉回避が本作戦の成否を分ける。
まずは予備品のZAC JP-101で干渉チェック。
ホイールスペーサーを18mmにして確認。
う~ん惜しい! 微妙に干渉する。
ホイールスペーサーを24mmにすると・・・
余裕で干渉を回避できる。まあキャリパーをちょっと削れば18mmでも大丈夫そうだけど、それはさすがに出しすぎ。
続いてECO FORMEで干渉チェック。ECO FORMEはキャリパー部の逃げが大きいので期待が持てる。まずはホイールスペーサー12mmで確認。
かなり惜しいがぎりぎり干渉する。
ホイールスペーサーを18mmにしてみると・・・
これは余裕たっぷり。
半径方向にも10mmほど余裕あり。
12mmスペーサーでホイール根っこ部がわずかに干渉する程度。キャリパーを削れば12mmは余裕で取付け可能だと思う。
今回の状況をまとめ。ZAC JP-101だとホイールスペーサが18mmくらい必要。ECO FORMEだと12mmくらい。どちらでもキャリパーを多少削る必要がある。さらにキャリパーを削ればあと2~3mm詰めれそうではある。しかしながら現在の5mmスペーサーでも軽規格の車幅148cmを越えているわけだから・・・(-_-;) 。
まあホイールはECO FORME、スペーサー10mmというのが現実味のある解とは思う。ハミタイもギリギリいけそうだし、車検時はキャリパーを戻すという作戦もありえる(めんどくさいけど)。でも、ちょっとなぁ・・・、やっぱり考えてしまう。ホイールと干渉するのは中央部なので、もう少しディスク径の大きいのを選べばキャリパーは今より外側に配置されるし、ホイールとの干渉も楽な方向に行くだろう。
この辺りでいったんあきらめと言うか力尽きてしばらく放置状態でした。そして気持ちの整理がてらディスクローターを探していた時の資料をだらだら見直してたら、良さげな品をピックアップしていたことを思い出した。MR-Sのリアディスクである。これはローター径262mm、高さ41.4mm、ボア径58mmくらい?、厚さ16mm。でも形状の詳しい情報が見当たらず、ボア径もアイの64mmより明らかに小さいので棚に上げていた。オークションで探すと安価な中古品が複数出てくる。細かい形状わからんけど、とりあえず実物をゲットした。
十分な検討する前に現物購入しちゃったけど、対向ピストンの野望熱が燃え上がっている時に餌を与えないと熱が冷めちゃうからね。とりあえずはボア径を64mmに加工してから現物フィットチェックだな。