■2019年12月
昨年注力した結露対策なのだが、一か所積み残しがあった。寝室のクロークである。春先にクローク内を検査したところ、右側側面(北側)と背面の右側にカビが生えて緑色になっていた。右側は外壁側になるので、20mmのスタイロフォームを貼り付けていたのだが、断熱性が不足していたようだ。また未塗装の合板はカビやすいようだ。
押し入れの内壁面は、未塗装の合板しか見たことがないので、それが一番適しているのだと思っていた。まあ今まで暮らしてきた家って大体が木造住宅なので、鉄筋コンクリート住宅で北側の部屋とは根本的に違うのだろう。さらにここのクロークは妻専用なのだが、とにかく服をぎゅうぎゅうに詰め込んでいる。まったく隙間がないくらいにぎゅうぎゅうに。なので空気の循環も”まったく”しないので、結露&カビという状況になるのだろう。
側面と背面に20mmのスタイロフォームを追加することにした。まずは2.5mm合板をスタイロフォームに接着。
合板の接続は合板で。
そして和室の押し入れで活躍した水性の防ダニ塗料を塗る。
表面は#400耐水ペーパーで水研ぎし、二度塗りしておく。これでクローク内面はつやつやになるので、清潔感が出た。
十分乾燥したら、クローク内にシリコンシーラントで貼り付ける。
下側は貼り付け棒が設置しにくい(^^;。
背面部はできれば全面断熱板にしたかったのだが、まあ予算の都合もあり、右側だけ30cmほどを断熱板を張り付けた。その分クローク内が狭くなるのだが、カビるよりはずっといい。
断熱板を張り付けていない所も防ダニ塗装したかったのだが、時間がなかったのでとりあえずは未塗装でいく。この冬の様子を観察し、必要であれば防ダニ塗装する予定。