O型のまこさん

O型のまこさん

趣味でいろいろ作った備忘録

6-4.永遠のアイ:電圧計の取付け & エアコン噴出し口修理

■2022年1月

 以前から電圧計を付けようと考えていた。今のバッテリーは6年以上使っていていつダメになってもおかしくない。電圧計があればダメになるぎりぎりまで使えるんじゃないかとの判断。 取付け時に邪魔にならないよう小さいデジタル電圧計を購入。

f:id:otypemako:20220120092901j:plain

 

 LED表示が明るすぎることを懸念していて、夜間(ライト点灯時)は表示を暗くできないかと説明書を確認。しかしながら明るさを調整する機能はなさそう。

f:id:otypemako:20220120092912g:plain

 取付位置はセンターパネルの右側。センターパネルを取り外してきて家でゆっくり作業する。オーディオの横に四角状の穴をあけて電圧計を取り付ける。

f:id:otypemako:20220120092928j:plain

 

 固定方法ははんだごてで樹脂を溶着。仕上がりは汚いがとにかく手間がかからなくて簡単だし、強度的にも大丈夫そう。でも表から思いっきり押すとぽろっと外れそう。

f:id:otypemako:20220208001641j:plain

 

 結線はイルミネーションラインとGNDにつなぐだけ。安全のためマイクアンプのヒューズ経由でイルミラインにつなげている。

f:id:otypemako:20220120093103j:plain

 

 キーONで電圧を確認。一週間ほど乗ってないと11.5Vくらいまで下がる。バッテリーもだいぶヘタっているのね。6年経つし冬場ということも原因かもしれない。この電圧とセルモーターの回転勢いを見て交換時期を判断しよう。暖かくなれば電圧も上がるかもしれないしね。

f:id:otypemako:20220120093117j:plain

 

 エンジンがかかり発電状態になると14Vを越える。発電電圧をチェックしていればオルタネーターの劣化の判断にもなる。LEDの明るさはやっぱりまぶしい。昼間でもちょっとまぶしいくらい。オーディオの時計などは昼夜明るさが同じなのだが特に気にならないので同じくらいの光量にしたい。スモークを貼ってオーディオの表示くらい光量を落とす予定。

f:id:otypemako:20220120093129j:plain

 

電圧計の裏側の基盤。使っている7セグはたぶんこれと同じ仕様。

f:id:otypemako:20220120182211j:plain

 

 7セグLEDの裏側はこんな感じ。

f:id:otypemako:20220120184826j:plain

 

データーシートも見てみるが、改造して暗くするのはちょっと難しそう。たぶん明るさを調整する機能は実装されていると思うんだけどねぇ。どっかに設計図ないかな。

f:id:otypemako:20220120184118g:plain

 その後だらだらネットで情報さがしてたらair_variableさんが情報を上げてくれていた。ありがとうございます。やっぱり基盤の裏側に光量調整用の抵抗があるのね。頑張れば光量調整できそうだけど素子抵抗を買わないといけないし、ちょっと敷居高そう。

 

 ついでにエアコン噴出し口の修理も実施。スマホホルダーをフラップ部に押し込んで使っていた(俺ではない誰かが)のが原因で、フラップの連動が外れてフラップがばらばらの方向を向いているのだ。まずはハザードボタンを外す。これはパチンとはめ込んでいるだけなので、大き目のマイナスドライバーでこじれば外れる。

f:id:otypemako:20220120121800j:plain

 

 ハザードボタンが外れると、噴出し口の取付け部にアクセスできる。

f:id:otypemako:20220120121809j:plain

 

 ここにマイナスドライバーを差し込んでこじれば噴出し口が外れる。

f:id:otypemako:20220120121818j:plain

 

 構造がわかれば分解も簡単ですね。

f:id:otypemako:20220120121827j:plain

 

 フラップ連動が外れているだけでした。

f:id:otypemako:20220120121837j:plain

 

 パチンと連動部を嵌めて修理完了。

f:id:otypemako:20220120121847j:plain

 

本日の作業はこれで終了。

 

 バッテリーに関しての私見。我が家のアイは過去に2度バッテリーを上げたことがある。2回とも室内灯の消し忘れが原因なのだけど、JAF(みたいなやつ)を呼んで助けてもらった。そして毎回言われる。「このバッテリーはもう交換したほうがいいですよ。手持ちの品で良ければ安く交換できますよ」とね。1回目の時は素直に交換してもらった。とにかく忙しい時期だったから手っ取り早く不安要素を消しておきたかったから。でもすごくもやもやが残った。ガソリンスタンドとかでもバッテリー点検してもらうと必ず「比重が下がっているから交換した方がいい。」と言われる。うん、それはうそではないと思う。でも世の中の安心のレベルと俺の「動く限りは大丈夫」の基準は相当違うというのも厳然たる事実だろう。実際、2回目にバッテリーを上げた時も「交換したほうがいい」と言われたがそれは断り、エンジンをかけてもらっただけだった。しかしその後今にいたるまで数年間は問題なく機能している。新しくした方が安心だが、安直に安心を買うのではなく、正確な情報を得るために投資したほうがいいよねというのが今の考え。充電器を買うなどしてバッテリー上がり時の対策も用意しておけば何の問題もないよね。そうそう、室内灯は2回目のバッテリー上げた後にLEDに交換した。もし消し忘れしてもバッテリー上がりまでの時間を延ばすため。室内灯は5Wほどなので、アイのバッテリー(28Ah)だと2.8日ほどでバッテリーがカラになる。LEDだと1W以下なので14日。これだけ持てばルームランプ消し忘れても大丈夫だろう。でもその後は消し忘れしていないけどね。

※追記:アイのバッテリーは40B19L、または44B19L。最初の2桁は電気容量を示し、40は40Ah、44は44Ahとなる。通常使用では電気容量の70%を使用範囲と規定しているようで、40では電気容量は*0.7で28Ahと規定しているらしい。3桁目のBは寸法(幅と高さ)、4,5桁目は長さ、6桁目のLはマイナス電極の向き(RとLがある)。電気容量が大きい分には問題ないので、50B19L、60B19Lでも搭載可能。