■2023年3月
車検という義務作業を終え、プレッシャーから解放されたからなのか前から積み残しだった作業がどんどんはかどる。まあ試験前に部屋の掃除を始めるようなものかな。ちょっと違うかな。次はキーシェルの交換である。2年ほど前にリモコンのキーシェルが割れた。当時ははんだごてによる融着とネジ部を貫通式に改造してしのいでいた。
キーシェルは密林さんとかで安く売っている。でもキー部の形状がI字型のとT字型のがあり、商品紹介にはそのへんが明記されていない場合が多い。下写真はI字型の。
こっちの写真はT字型。これがうちのには合うと思うのだが、この商品は在庫切れだった。商品は多数あるのだが、安いのはだいたいI字型。
安くてT字型のが見つかったら購入しようと不真面目な気持ちで適当に探してたら半年ほど経過した。購入したのは下写真の製品。しかしなんとなくT字型に見えるけど、そのへんがちゃんと明記していない。
この写真のキーの根っこの部分をみるとなんとなくT字型っぽい。まあ漱石さん以下の金額なのでダメ元でぽちり。
そうそうキーボタンは2個のタイプ。我が家のにはトランクボタンとかありません。
そして届いた商品はT字型でした。よかった~~~。
それではシェル部の交換である。暫定修理していたキーシェルはとりあえずは使えたが、キーを回す時には根本をもって回さないとすぐにバキッといきそうな感じだった。ひび割れも進んで崩壊寸前。
T字型部分のアダプタを差し込んでみる。T字部分がサイズが合わず奥まで差し込めない。
まあ十分低価格だから特段不満もない。キー部を削って修正しよう。部屋の中でリューターを使うと金属粉が出るのでビニール袋の中に入れて作業した。頭いい!とか思っていたが途中でめんどくなってきたので袋作戦はやめて普通に削った。
結構削ったのだがまだまだ奥まで嵌らない。
最終的にこの状態まで削った。
奥までピッタリ嵌りました。
組み立てようとしたけどなんかケースがぴったり収まらない。よく見るとボタン部のでっぱりが高くて干渉していたので、でっぱり分をカッターで切り取って対処。まあ不満はないけど、組み付けるのに手間かかりすぎな気もする。
そして組み立て。見事復活しました。
でもよく見るとケース合わせ目がぴったりせず隙間がある。いろいろ精度の問題があるようだ。がんばってアチコチ削ればぴったりしそうだけどめんどくさくなってきたのでこれで合格とする。
キーON時にバキッとしそうな感じはなくなり、安心してキーを回せるようになった。リモコンキーは妻が使っているのだが、2年弱前に妻が帰ってきて「キーが折れた」と報告した。「あなたが雑に扱っているからじゃないの?」と不服そうに言ってきたが、私はほとんどリモコンキーを使わない。何か不都合が起こるととりあえず私のせいにするのはやめてほしいものである。