O型のまこさん

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趣味でいろいろ作った備忘録

3-9.椅子台座の加工とフローリング検討

■2024年1月

 昨年の夏にフローリングの補修を実施した。キャスター付きの椅子がフローリングを痛めていたようで、これ以上傷めないように暫定的にキャスターの替わりに木片を脚部に取り付けていた。数か月使ってみて特に不便は感じないので、木材脚部を正式採用することにした。そのためちゃんと成形してニス塗布し、厚めのフェルト生地貼り付けないとねー。

 

 旋盤で円錐形に加工。一個削るのに30分くらいかかる。まあ音もうるさくないので、夜に風呂入るまえに1個ずつ削るという感じで一週間ほどかけて削った。我が家の旋盤は密閉式にしているため加工中は切子が出ない。作業後も部屋や体が汚れることもなく、風呂前でも風呂上りでもちょっと作業できるのがいい。

 

 円錐切削完了。

 

 ニスで塗装。切削面はニスを吸い込み毛羽立つので、乾燥したら耐水ペーパーでかるく磨いてを繰り返し5回くらいで仕上げた。見た目は円錐部が毛羽立っている感じだが、手で触ると滑らかに仕上げている。

 

 5mm厚のフェルト生地を密林さんで購入。

 

 裏面に張り付ける。脚部に取り付け時、くるくる回ってボルトが緩むのを防止するため、丸棒を差し込んで回り止め加工してる。

 

 キャスター椅子に取り付け。

 

 おお、いい感じ。足ったり座ったりの時に椅子を動かすのが滑らかになり、フローリングも傷つけにくい感じだ。妻からも絶賛された ('ω')ノ  。

 

 足元がきれいになってくると、補修したフローリングが気になってきた。見た目もちょっと違うが、歩いていると裏側にクッションのあるオリジナル部と、クッションなしの補修部で違和感があるのだ。フローリングが硬いという感じ。また1~2mm高さも違い、スリッパを引きずる時に気になる。某オクをウォッチしていたら我が家のフローリングと似たのが出品されていて、衝動買いしてしまった。それが下の写真。大建工業のオトユカアートXという製品。前の補修で剥がした部分と合わせてみると凹凸部はぴったり合う。

 

 厚さもほぼ同じ。

 

 しかし幅が3mm程短い。

   ※後日追記:下写真のコメントに間違いあり。手前がオリジナルで奥のがオトユカアートXです。

 

 肝心の色柄はどうかなと並べてみる。うん、なんか全然違う。PC画面で見たら非常に似てた(と思った)んだけど、なんかまったく違う。

 

 なんか心が切れてしまい新たにフローリングを購入。次のはオトユカ45Ⅱというもの。メープル柄(キャメル)との記述だが、PC画面ではオトユカアートXより明らかに我が家のフローリング寄りだった。しかし並べてみるとぜんぜん違う。

 

 澄んだ心で見れば似て見えるかなと思い、フラッシュを焚いてもまったく似てない。

 

 昼間に見ても全く似てない。妻曰く「初めのよりもっとひどい」。うん、俺もそう思う。

 

 しかし我が家のフローリングと凹凸や厚さが一致する製品が見つかったのは評価しよう(苦しい言い訳・・・)。とりあえず将来に向けて情報だけまとめる。はじめに買ったのがオトユカアートX。 色や柄に関しての情報はなく型番だけで判断するようだ。

 

 次に買ったのはオトユカ45Ⅱ メープル柄(キャメル)。

 

 どっちも凹凸形状や厚さは我が家のフローリングと一致する。幅147mmの一列模様。でも我が家のは幅が150mmで2列模様になっている。我が家は築20年越えているので、今と昔ではフローリングの規格(というか流行り)が変わっているんだろう。

 ・・・少し時間が経過。せめて我が家のフローリングの色だけでも知りたい。補修に使ったフローリングの色とか記録してなかったので、余った端材を持ってホームセンターにいく。同じ製品を探すと下写真のティーブラウンと特定。でも我が家のフローリングはこれよりちょっとこげ茶っぽいいんだよね。

 

 その後ネットでいろいろ情報を漁るが、昔の製品の情報はほとんど見つからない。そんな中、”削ぎ家事研究室”様のページでオトユカフロアの柄比較していた。うんうん、これこれ。ディーブラウンとカフェブラウンが並んだ写真は我が家の補修前後のフローリングの色合いとまさに一致。つまり我が家のフローリングはカフェブラウンということだ。この写真の製品は2列なので、おそらく我が家のオリジナルフローリングと同じだ。「大建工業のオトユカフロア、MF(カフェブラウン)」これが我が家のフローリングだ。

 

 とりあえず我が家のフローリングの正体がわかったということで、フローリング熱も収束させよう。そもそもかなり昔に廃版になった製品なので新品で購入することは不可能。万一、新古品でこのフローリングを見つけたら絶対買おう。でもたぶん見つからないよね。もしも将来フローリング熱が再び上がったら別の作戦がある。小上がりの下のフローリングをきれいに剥がして、それに3mmのクッションを貼り付けて貼り直すという作戦。しかしこの方法は相当ハードルが高い。まず小上がりを分解して移動するだけで相当しんどい。さらにそこのフローリングをきれいに剥がすのも専用工具とか開発しないといけない。もっとも厄介なのは剥がしたフローリングの裏のクッションをこそぎ落とすこと。数枚ならがんばれるが、リビングの補修すべき枚数は20枚弱。そこまでがんばるのはちょっと無理っぽい。

 

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