O型のまこさん

O型のまこさん

趣味でいろいろ作った備忘録

6-4.ボンネット塗装、シフトノブ交換

■2021年6月

 これまでその1その2その3とボンネットの補修を繰り返してきた。補修箇所は20か所以上となりそろそろ限界。というか妻が「あなたが私のアイちゃんを汚くした」という口調で攻撃の矛先を私に向けているのだ。もう抜本的に解決しなければならない状況。缶スプレーでどれだけの品質に仕上げられるか不安はあるがやるしかない。

f:id:otypemako:20210627062349j:plain

 

まずはボンネットの取り外し。取付時にアームの位置ずれを防ぐため、アーム取付位置をケガキしておいた。でも裏面も塗装したらケガキは見えなくなったので意味なし。

f:id:otypemako:20210627062407j:plain

 

ボンネットは簡単に外せる。

f:id:otypemako:20210627062422j:plain

 

アーム部にも結構サビがあり処置が必要。

f:id:otypemako:20210627062431j:plain

 

ボンネットを家に持ち帰り処置開始。

f:id:otypemako:20210627062442j:plain

 

裏面はサビが多数あり、かなりくたびれた感じに見える。

f:id:otypemako:20210627062453j:plain

 

ボンネットの高さ調整用のゴム足は高さを確認してから取り外す。

f:id:otypemako:20210627062948j:plain

 

プラ製のカバー部を取り外す。カバーは爪と両面テープで固定されているので、両面テープをカッターで切って取り外す。

f:id:otypemako:20210627062959j:plain

 

奥の方の爪は長いマイナスドライバーを差し込んでクイッとまわして外していく。

f:id:otypemako:20210627063013j:plain

 

ボンネットに傷をつけないように気を付けながら両面テープを切っていく。

f:id:otypemako:20210627063024j:plain

 

やっとカバーの取り外し完了。

f:id:otypemako:20210627063036j:plain

 

ボンネットに残った両面テープの残骸を外していく。これが結構たいへんで、はじめ指先で剥がしていたが、しばらくすると指先が痛くなってきた。接着剤用のヘラに布をグリップに見立てた道具を作ったら結構順調に外せた。

f:id:otypemako:20210627063058j:plain

 

最後にシンナーで両面テープの粘着物質を拭き取る。

f:id:otypemako:20210627063112j:plain

 

塗装に使うのはHoltsの特注ペイント。ちょっと高いんだけどまあ仕方がない。

f:id:otypemako:20210627065022j:plain

 

クリアペイントも1本購入している。

f:id:otypemako:20210627063125j:plain

 

まずボンネットの表面を#400番の耐水ペーパーで水研ぎ。

f:id:otypemako:20210627063138j:plain

 

目立つ補修跡部をしつこく研磨していたら、黒っぽい下地が出てきた。

f:id:otypemako:20210627063149j:plain

 

プラサフで全体を下地処理したほうがいいと思うけど、めんどくさいのでこのまま塗装。数回スプレーしたらまずまずきれいになった。

f:id:otypemako:20210627063204j:plain

 

でも補修跡部分をよく見ると、そこだけちょっと凸状態になっている。耐水ペーパーで結構しつこく研磨したのに、凸状態で残るのはなんでだろ?

f:id:otypemako:20210627063218j:plain

 

修正に#600の耐水ペーパーをちっちゃく切りカットした菜箸に張り付けてピンポイント研磨。

f:id:otypemako:20210627063232j:plain

 

研磨の結果はこんな感じ。ルーペで確認すると凸状態は修正されたように見える。

f:id:otypemako:20210627063243j:plain

 

さらに数度ボディ色をスプレーする。表面を良くみるとまだわずかな凸状態が残っているがもうめんどくさい。続けてクリアーを数度塗装して仕上げると凸状態はほぼわからなくなった。

f:id:otypemako:20210627063306j:plain

 

耐水ペーパーでの水研ぎとコンパウンドの研磨は一週間ほどして塗料が完全硬化してから実施しよう。でもこの状態でも十分きれいな仕上がりになっている。

f:id:otypemako:20210627063332j:plain

 

ボンネット裏面はシャーシブラックコートを使用。

f:id:otypemako:20210627063347j:plain

 

シャーシブラックは塗りやすいし、くたびれた感じの裏面がビシッと引き締まった。

f:id:otypemako:20210627063358j:plain

 

ボンネットのカバー部の両面テープもちまちま剥がす。

f:id:otypemako:20210627063422j:plain

 

そして新しく両面テープで固定する。6mmの幅のテープとの指摘だったが、安い製品で6mmは無かったので10mmを購入していた。製品名をよく見るとブチルテープとある。なるほど、みん〇ラでよく見る「ブチル剥がすのは骨が折れる」というブチルとはこのことか! とようやく気が付く。

f:id:otypemako:20210627063441j:plain

 

テープを貼り、位置決めに注意しながら貼り合わせると・・・

f:id:otypemako:20210627063456j:plain

 

張り付け完了である。うん、美しくなった。

f:id:otypemako:20210627063509j:plain

 

ボンネットのアーム部も処理しておく。サビはやすりで削り落として、艶消しブラックで塗装。

f:id:otypemako:20210627063520j:plain

 

塗装有無の境界線が美しくないがその辺はこだわらずに進める。

f:id:otypemako:20210627063534j:plain

 

ボンネットを取り付けて作業完了。うんうん、きれいになった。

f:id:otypemako:20210627063601j:plain

 

しかしボンネットがきれいになると、フロントバンパーの色違いが気になるようになった。もう13年物なのでプラ部分は色あせが出るのは仕方がないのかな。心と財布に余裕が出来たら、バンパーの塗装も考えよう。

f:id:otypemako:20210627064731j:plain

 

before/afterの比較写真。

f:id:otypemako:20210627115305j:plain

写真ではわからないのだが微妙なムラがある。ぱっと見た目で、「なんかムラがある」と気になるんだけど、よく見てもどこにムラがあるかわからない。たぶんメタリック特有のムラだと思うけど、スプレー塗布時のちょっとした動かし方によるのかな? まあ気にしなければわからないレベルだし全体的には合格点だと思う。

 ボンネットを開けるとキリッと引き締まった黒がかっこいい。ボンネット裏の縁の部分はシール材(クッション材?)が一周しているんだけど、そこも塗装した。でもその部分が数日経過してもべたべたしている。この部分は塗装しないほうがいいみたい。

f:id:otypemako:20210627174245j:plain

 ※後日追記:ボンネット塗装数日後、車に乗ろうとしたら駐車場のお隣さんと会った。挨拶すると、「ボンネットなくなってましたね。部品盗られたのかと思いましたよ」と笑われた。たしかにそう思うよね。部品交換している時は車の中に「ボンネット修理中です」とかの紙を貼っておいたほうがよさそうだな。

 

 話変わってシフトノブの話。前々回の車検時に代車でターボ付きのアイに乗った時は感激したものだ。まずはエンジンのパワフルさ。これがきっかけでターボエンジンに換装した訳だけど、もう一つの感激ポイントはハンドルとシフトノブ。皮のハンドルとノブの手触りがすごく良かった。ハンドルの方は300円のカバーで満足できたので、ターボ用のシフトノブを某クションでウォッチしていた。そしてやっと手ごろな価格のものを入手。

f:id:otypemako:20210627102024j:plain

 

さっそく交換。

f:id:otypemako:20210627102032j:plain

 

取付はいたって簡単でくるくる回すだけ。

f:id:otypemako:20210627102041j:plain

” すごく手に馴染む”  感じでとても気に入っている。妻は気が付くかな?と黙っていたが、すぐに気が付き絶賛している。