O型のまこさん

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趣味でいろいろ作った備忘録

1-1.静音化のための方向性決定

■2014年5月

 EPSONプロジェクターをもう少し分解してみた。よく見ると冷却ファンが4つある。液晶冷却用(0.53A)、電源冷却用(038A)、ランプ冷却用(0.07A)、そして排気用(0.26A)である。液晶冷却用が一番大きい。静音化のために大型ファンを考えているが、排気ファンは思ったほどうるさくなく、またエアフローの変更がむずかしい形状のため、排気ファンはこのまま残し、大きいの二つをなくすことで考える。外したファンにはダミーのパルスを入力する必要があるが、排気ファンのパルスを分岐し、液晶用と電源用のファン入力に入れてみた。するとエラー停止することなく動作した。3つのファンの回転数が同じだったということか?まあよし。この方向で進める。
 さらに問題が発生。今までは一気に作業を進める勇気が無かったので少し進み確認して戻りを繰り返していたが帯ケーブル部分の接触が怪しくなってきた。壊してしまうのが怖くて一歩進んで二歩下がるだったが、これを繰り返していればかならず壊れるという状況が明白になったので一気に進むことにする。まずは全てを分解。
心臓部である液晶部分。ここは触らないように作業をする。

 

3枚の液晶が見える。この隙間から冷却風を送っている。

 

全ての部品を並べた様子。

 

 電源の高電圧部は不要になるためにはずしている。写真左上に見える電源部の上に高電圧部がのっていたが、そこに操作用基板を貼り付けている。