旋盤のレストアに一区切り付いたところで、これから行うレストア・改造についての計画案を記す。と、その前に・・・。My旋盤を持てたことで、他の旋盤の仕様について比較評価ができるようになってきた。それまではなんとなく読んでいた記事であるが手元に旋盤があると書いている情報についてより具体的にイメージが沸く。
まず、ライバル機種との大きさを比較してみる。ライバルといっても勝手に思っているだけで、相手からしたら”そんな化石のような旋盤、相手にならんわ!”・・・であるが。
Mr.MeisterのCompact3と7との比較。
写真の大きさはdotサイズを合わせている。こうやってみるとCompact7とほぼ同じ寸法だ。重量もCompact7の23kgに対して、My旋盤は約18kgほど。全体の剛性などは比較にならないように見える。まあ、剛性アップも今後の課題と考えよう。
芯高はcompact3 不明、 Compact7 75mm 、 My旋盤 72mm
また各部の名称だが、一応決めておいたほうが整理しやすいということで、下のように決める。
レストア・改造計画を思いついた順に記す。
1)切削切子飛散防止ケース製作
2)クロステーブルガイド部のガタ修正&剛性アップ
3)往復台部のガタ修正&剛性アップ
4)3つ爪チャックの導入
5)クロススライドに直接固定できる刃物台製作(剛性アップのため)
6)芯押し台の導入(作るのかなぁ?)
7)モーターのインバータ化による可変速度
1~5までは実現する気まんまんだが、6以降に着手する頃にはきっと今のモチベーションを保てないだろう・・・。
■作業メモ(うちうち)
・現チャック留めネジのカット(切削ガード部との干渉回避) → 7mmカットする:済み
・チャック部切削屑ガード(画用紙かプラ板) → 木板で製作済み
・横送り軸・ハンドルまわりの製作 →済み
・切子防止トップカバー製作(PET板の曲げ加工) → 済み
■購入部材(SS400かS45C)
1)クロステーブル ガイド部
・19x5x157
・13x5x157 本当は15
2)往復台ガイド部
・32x6x140 本当は30
・22x6x140
3)刃物台
・60x12x60
・60x12x60
・25x22x60
4)ボーリングバー&ドリルチャック台
・38x25x60
・50x12x60
5)共通ベース
・75x158x16
6)バイトスペーサー
・60x16x6
・60x16x5
・60x16x4
・60x16x3
・60x16x3