O型のまこさん

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趣味でいろいろ作った備忘録

5-2.ダイヤルゲージ加工&目盛部加工

5-2.ダイヤルゲージ加工&目盛部加工
■2016年7月

  旋盤整備は着々と進んでいるので、そろそろダイヤルゲージを使えるようにしよう。オクで購入したダイヤルゲージは先端がないので、まずはそれの製作から。
家の中をうろうろして使えそうな材料を発見。金属のダボ。こいつを加工する。
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右がビフォー、左がアフター。
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お尻にネジを切る。
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ダイヤルゲージの中を見てみるとこんな感じ。
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先端に取り付けて完成。
次はマグネットホルダーの加工。購入時はこういう姿。
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アームをつけないとね。アルミ材から部品を切り出し、穴をあける。右端のはクロススライドの目盛(になる予定)。
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ヤスリで成形して出来上がり。半日作業であった。
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旋盤に取り付け。まだネジ類は適当である。
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さっそく主軸の偏心を計測。

  ありゃー?我が目を疑う。針が振れる振れる。偏心が100/1000mm! いくらなんでも大きすぎない?。チャック固定ベースはあんなに慎重に製作したのに(涙。
  いや!ちょっと待て、チャックはちゃんと芯が出ているのかも。と思いチャック本体の偏心を計測してみる。

よーし、チャック本体の偏心は10/1000mm程度だ。つまり問題は爪にあるのだな。そーであればなんとかなりそう。
  その後ネジ類を購入し、取り付けシャフトも適切な長さで切断して完成!
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・・・しばらく時間経過
旋盤加工もだんだんと細かいところへ移行してきた。次はクロススライドの目盛を使えるように部品を加工。

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  大きなワッシャとアルミ材をちまちま加工するわけだが、本体部の大きな部品も、こういう小さな部品も作るのに同じように時間がかかる。大きな部品だと完成時に充実感が大きいが、小さい部品だと「これだけ時間かけて、これだけの成果なの?」と充実感が薄い(笑。  やはり充実感と成果物の容積というのは比例関係なのかな。しかしこれでやっと目盛を使っての加工が可能になるのだから、成果としては十分とも思うのだが・・・。