■2014年8月
もう4年ほど前の話だが、リビングテーブルのニスを塗りなおした話。
リビングのテーブルは熱い器を置くと、表面に輪っか状の跡が残る。ニスの耐熱温度(70~80℃あたりかな?)を超えた事が原因、あちこち輪っか跡がある。それ以外にも小傷が多数あり、かなりくたびれてきたので、ニスの塗りなおしを行う。
今回使うニスはこれ!
「高耐久2液ウレタンニス」。ちょっとお高めのやつだが、選定した理由は耐熱温度が100℃と高いことと、強度も強いこと。これを塗れば、テーブルの上に熱い器を心置きなくおけるだろう。
まずはテーブルのニスはがしと表面削りから。そのために手動サンダーを製作。
ベランダでごしごし表面を削っていく。
8割がた削ったところで一日目終了。
次の作業日に残りのニスを削り落して、表面の小傷も目立たなくやすりがけしていく。そしてニス塗り。下地のニスは油性ニスを使用。部屋の色合いに合わせるため、三種類の色を調合した。
ニスが乾いてから高耐久の2液ウレタンニスをテーブルとディスクに塗った。
ウレタンニスは二度塗りしたら表面がツヤツヤになり、今までの小傷もほぼ見えなくなった。新品に戻ったよう、というか表面の硬さなどから一クラス上のテーブルになったようだ。
この記録を書いている現在は、この塗りなおしテーブルを4年使っているわけだが、評判はことのほかいい。日常生活ではどんな熱い器を置いても跡にならないし、ニス面の硬さもしっかりしていて、手ごたえもよく傷もつきにくい。目立たない小傷がある程度だ。
量的にちょっと余るので、フローリングの床にも塗った。実はフローリングの床は夫婦の意見が対立するデンジャーゾーンでもあったのだ。この一足触発の状況を果たして2液ウレタンは解決することができるか!?
なにが対立しているかというと台所マットである。私はマットがあるととてもじゃまに感じる。他の場所とのシームレス感がとてもいやなのである。しかし妻はフローリングが水気でヘタったり、油汚れがつくのがいやと言っている。両者の要求を両立する案を提案すればいいだけの話だ、と考えた結果、フローリングに2液ウレタンニスを塗るという方法に帰着した。耐熱なので熱いものがこぼれても大丈夫だし、熱々の雑巾できれいにもできる。妻にこのプレゼンをしたらあっさり許可が出たのだ(^o^)丿。
塗ったところの境界線ははっきりわかるけど、特に気になることはない。
4年間使ってみて耐久性は十分と感じた。テーブルは熱いものをおいてもまるい跡が残らないし、今でこそ小傷が増えたが木の地肌が見えるところはないのでまだまだ使える。フローリングも今でもつやつやでピカピカである。