■2022年7月
サス交換のついでにボールジョイントとタイロッドエンドのグリスアップとブーツ交換を実施。車検前のスタビリンクブーツ交換時にこれらのブーツ類を購入していたが、いままで作業できずにいたので、今回のサス交換はいいタイミングでした。まずはボールジョイントのブーツを外す。マイナスドライバーを差し込んでぐりぐりするとブーツが外れる。
ボールジョイント部にはまだ結構グリスが残っている。
ブーツもまだまだ使えそう。
古いグリスを拭き取ってまじまじと観察。ボールジョイント部はガタもなくしっかりしている。
ドライブシャフト用のグリスでグリスアップ。ボールジョイントをぐりぐり動かしながらグリスを塗りこんでいく。
そして新品のブーツを取り付ける。打ち込みには塩ビ管を使用(内径を40.6mmに切削したやつ)。
次はタイロッドエンド。
このブーツには金属製の枠が嵌っている。隙間にマイナスドライバーを叩き込んでこじると外れる。
こっちのグリースは真っ黒タイプでまだまだしっとりしている。リチウムグリースかな。私がメンテする前の車検でグリスアップとかしているのかもと整備手帳を見直すと、2019年3月の車検時にボールジョイント部、タイロッドエンド部、スタビリンクのグリスアップとブーツ交換していた。今回はメンテする必要はなかったかもしれないが、自分で実施しておくと色々把握できるしサス交換のついででもあったし実施して良かったと思う。
グリスはボールジョイントと同じで、ドライブシャフト用に購入したのを使用。しかしドライブシャフトのグリスアップはいつになるのやら。
グリスを拭き取って様子を確認。なるほどタイロッドエンドはハンドルのステア方向の動きのためにジョイント部の動きは1次元的な感じなのね。
軸をぐりぐり動かしながらグリスを塗りこんでいく。
そして塩ビ管で打ち込む。この塩ビ管はもともとエンジンオイルのジョッキ口として製作したのだが、寸法的にこれらのブーツの打ち込みにピッタリだったので流用している。
ブーツの打ち込み終了。こういう打撃作業は駐車場ではやりにくい(近所迷惑)ので、自宅に持って帰っての作業が正解でした。
とにかく暑いのでなかなか自動車をいじる気力が出ない。でも右側のダウンサスも組付けないといけないのでもう少しがんばろう。