O型のまこさん

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趣味でいろいろ作った備忘録

5-11.ポリッシャーの修理

■2025年1月

 新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年は地震に飛行機事故と心を痛める年明けでしたが、今年は平穏に明けたと思います。とはいえ震災に遭った能登のみなさまのご苦労はまだまだ大変だと思います。ここに見舞い申し上げます。

 マイガレージを入手してから新たに欲しくなったアイテムがある。ポリッシャーである。一応それまでも12Vで動作する簡単なポリッシャーを持ってはいたのだが、あまり使える感じではなかった。半固体ワックスを軽くボディに塗り付けるくらいはできたが、乾燥気味のワックスの拭き取りや、コンパウンドによる研磨などはパワー不足であった。200Wくらいのだとトルクが細く、かる~く表面を撫でる感じでしか使えなかった。そこで1000W前後のポリッシャーをず~っとウォッチしていた。ダブルアクションとかのほうがいい気もするが、メカニカル的に壊れそうな気もするのでできるだけシンプルなものを探し、落札したのが下製品。

 

 ジャンク品と銘打っていて、商品説明には「動きません」との説明あり。そういうのが探してたやつだよね。ちなみに新品だとこれくらいの金額の製品。

 

 我が家に届いた商品。ぱっと見はきれいで十分”いい品”だと思う。まあスイッチ入れてもうんともすんとも言わないけどね。

 

 とりあえずばらしていく。まずは前の減速ギヤを外す。

 

 そして後側にあるカーボンブラシを外す。

 

 片方のカーボンブラシが固くて抜けなかった。というかこれが動かない原因だったようだ。ブラシが固着し、コンミュテーターと接触していなかったようだ。ブラシの四面を研磨し、滑らかに動くようにすれば元気にモーター回った。表彰状を上げたくなるほどの優良”ジャンク”でした。

 

 回転数の制御は1~5のダイヤルを回して調整。おそらく可変抵抗だよね。

 

 これがおそらく回転数制御回路。これが壊れてたら修理は難しくなっただろう。

 

 グリップ部にはスイッチと始動コンデンサ

 

 回転数制御装置一式を外す。

 

 回転数制御回路の中身。電子回路が樹脂で固められている。

 

 プラ製部品を歯ブラシと綿棒でちまちまクリーニング。

 

 駆動ギヤまわりも一応分解しておこう。

 

 専用工具はないのでタガネで叩いてゆるめる。だいぶ頭なめた。

 

 中にはベアリングが入っているのね。でも減速ギヤはどうやったら出てくるの?

 

 と思っていろいろいじってたら本体がパカッと割れた。ああ、こういう構造なのね。

 

 やっと減速ギヤのお目見て。中にはたっぷりグリスが詰まっている。

 

 なるほどギヤは2段減速ね。

 

 グリスはまだまだ使えそうなので、汚れている所は捨ててきれいなグリスは再利用。

 

 減速ギヤの前側はボールベアリング支持。しっかりしています。

 

 ギヤの汚れをきれいにして、グリスを塗り広げて組み立てる。

 

 減速ギヤの後側は滑り軸受け。主軸の後ろ側はニードルベアリング。造りがしっかりしてるねぇ。

 

 組み立てて動作確認。滑らかに力強く回転する。うむ、修理完了だ。

 

 このポリッシャーは取付けネジがM12なのだが、密林さんで安く売っているベースパッドはだいたいがM16。

 

 なのでM12→M16の変換アダプタをつくる。M16のボルトを加工する。

 

 まずは中央にΦ10.8mmのドリルで穴を貫通させる。

 

 ネジ部を適当な長さで切断。

 

 そしてM12でタップを切る。まずは旋盤に固定してタップを切る。チャックでの固定では滑ってタップ切りはできないので初期の食いつきまで。

 

 タップが十分食いついたら外してタップハンドルでぐりぐり切っていく。

 

 タップ貫通。

 

 変換アダプターの完成です。

 

 ポリッシャーに取り付ける。うむ! いい感じだ。

 

 回してみるとちょっと芯がずれている感じ。まあちょっとくらいいいか。

 

これでアイの車体をコンパウンドでピカピカに磨くつもりであるが、それはいつになるやら。