O型のまこさん

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趣味でいろいろ作った備忘録

3-5.結露対策その1(内窓に遮熱コート塗布)

3-5.結露対策その1(内窓に遮熱コート塗布)

■2018年1月
  寒い日が続き、夜はマイナスになる日も頻発している。暖房をつけるのはもったいないと昔は思っていたが、もう若くない体なので暖房(ガスストーブ)をがんがん焚いている。この家に住むようになって、北側の部屋の結露には悩まされていたのだけど、二重窓にしてからずいぶんと結露は減った。なのでしばらく油断していたのだが、実は寒さが特に厳しい時は天井の隅が結露し、ぽたぽた落ちてくるのだ。
  これは気がついた時に拭いてごまかしていたのだが、最近見過ごすことのできない状況に気がついてしまった。ということで家の結露対策に本腰を入れることにした。というかやらざるを得ない状況だ。しばらくは天体撮影やカメラの改造はお預けである。この結露対策はきっと”その20”くらいまで続きそうな雰囲気である。
  その非常事態に気がついたのは和室の奥に足を運んだ時だ。というのも和室は完全に物置になっており、北側の掃き出し窓は物を掻き分けて進まなければたどり着かない場所であり、普段は秘境のようになっている。この和室はマンション北側の中央の部屋なので、寒さ的には一番厳しい場所である。ある日その秘境の窓際まで行くと、窓の下が一面池のように水が広がっている。「えっ?上の階から水漏れか?」と思うほどびちゃびちゃ。和室は窓際30cmほどフローリングとなっており、畳まで結構ぬれている。そして部屋の隅を見ると白いカビが広がっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー  (゜o゜)
怖いですね、怖いですね、ほんと、怖いですね。
なんかそんな感じでした。
・・・で、良く見ると窓の枠から水が流れ込んでいる。
 滝のように( 嘘で~す(๑´ڡ`๑) 
冷静に窓枠を観察してみると、外窓には結露で垂れた水を外に逃がすルートはあるが、内窓にはそれが無いのだ。つまり内窓に結露が出た場合、それはもれなく室内に流れ込む構造となっている(下写真)。

これ、なんか本質的な問題じゃないのか━━ヽ(゚ω゚)ノ━━ ?!!二重窓にしたので結露はずいぶん減ったが、寒い日はやはり結露する。その様子が目に付かない秘境の窓では盛大に室内に水を注いでいたわけだ、この二重窓は!なんか無性に腹が立つ。これは今すぐ!全てを投げ打って対策しなければならない。窓枠をもう少し調査すると、なんか腹立たしい状況がさらに明るみに・・・。窓枠のレール部がずいぶんと前方下側に傾いている(下写真)。リフォームの時に業者に質問していた。「このレール部ってかなりの重量を支えるわけだけど、こんな構造で大丈夫なんですか?床から支えるような構造にしないとだめなのでは?」 っとね。
で、業者の回答は、「大丈夫ですよ(キリッ)。」 いろんな意味で全然大丈夫じゃないじゃないか ━━ヽ(゚ω゚)ノ━━!! 
とにかくぱっぱっとできる応急対策から考える。まずは窓の結露を減らす工夫をしよう。窓にはるぷちぷちのような断熱シートを求めコーナンに行ったのだが、結構なお値段だな~っと躊躇していたら、その横にぽつんと一個だけ下写真の”断熱コート”なるものがあった。値段は手書きで"1380円"とか書いている。明らかに在庫処分の品だろう。商品としては夏場の暑さを和らげるもののようだ。でもなんとなく内窓の結露にも効くのでは?と思ってしまいレジに持って行った。
これは関西パテというメーカーの商品で、下写真のようにペンキではなく、ゲル状。塗ると厚みのある断熱膜が表面に形成されるというもののようで、目隠しにもなる。

とにかく塗ってみよう。ペンキほど飛び散る心配はなさそうなので、下側だけ養生。

なんか今まで塗ったことのない手触り。塗布面積は3m2なのでほぼ使い切る量。まず全面におおざっぱに塗りたくり、最後にならしていく感じ。

あまりうまくできなかったようである。上下にローラーの後がくっきり残っている。がっくし。

うかつに塗布面にさわると簡単に剥がれる。

とりあえず、これで結露を少しでも抑えてくれたらと・・・  という暫定処置である。